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2015年1月4日日曜日

広島と長崎: 第二次世界大戦時の原爆攻撃の罪でのアメリカ裁判を示唆するロシア下院議長

公開日時: 2014年12月26日 11:59
編集日時: 
2014年12月27日 10:32
RT

第二次大戦(1938-1945)で、原爆を投下された後の広島(RIA Novosti)
人類に対する時効の無い犯罪の可能性がある、1945年のアメリカ軍による広島と長崎への原爆攻撃にたいする国際的調査を始めたいとロシア下院議長は考えている。
    “来年はニュルンベルク裁判70周年で、広島と長崎という二つの民間都市に対する最初で唯一の核爆撃の70周年でもある。これらの出来事に私が触れるのは偶然ではない。人類に対する犯罪に時効はないのだから、この話題を弁護士や国際法専門家と議論すべきだと思う”とセルゲイ・ナルイシキン議長はロシア歴史協会幹部会で語った。
広島と長崎への核攻撃は、満州におけるソ連軍の勝利で日本の敗北は事実上決まっていたのだから、純軍事的な立場から到底正当化できないことをロシア議会議長は想起した。
“二つの平和な都市への爆撃は、何万人もの日本人一般市民の死をもたらした純然たる脅迫行為だ。来年アメリカをこの問題に立ち帰らせよう”とナルイシキン議長は述べた。

セルゲイ・ナルイシキン・ロシア議会議長(RIA Novosti / Mihail Mokrushin)
広島と長崎の原爆攻撃は、1945年8月初めに行われ、大半が一般市民の、150,000人から、250,000人の死者をもたらした。アメリカ当局は、この威力の誇示が日本の降伏を早め、アメリカ軍に多数の死傷者をもたらす可能性があった日本本土上陸作戦を不要にしたと述べている。同時に、二度の爆撃、特に広島爆撃は、根本的に、人の道に外れた、 敵国の一般市民に対する大量破壊兵器の使用を禁じた条約の精神に違反するとして、世界の人権コミュニティーによって、何度も非難されてきた。
放射性降下物が、広島と長崎の子供達を傷つけ、一部の人々に様々な病気を引き起こし、それ以外の人々対しても、高額な医療検査や、絶えざる健康不安をもたらしている、今日も続く原爆問題を、日本の当局者や世界の人権活動家達は提起している。
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原爆を投下し、70年属国として支配し、侵略戦争にとうとう兵隊までかりだす宗主国、裁判に値するだろう。他国の人々、卑屈なまでに従順な属国民心理を不思議に思うだろう。
某国の拝火教の人に、突然「お前たちは、原爆をおとした国に、どうしてついてゆくのか」と問われたことは、繰り返し書いている。
正月早々書店を覗いた所、反核運動を批判した人物による、反原発運動を批判する本が出ていた。考えてみると、この解説者をめぐって、尊敬する知人に、絶えがたい違和感を感じるようになったのだ。
この解説者を高く評価するその知人から、推奨された本、本田靖春『我、拗ね者として生涯をと閉ず』下巻295ページの一部を引用させていただこう。
私たち「戦争を知る世代」は、いまも「第九条」を護ろうとしている。戦争の記憶が生き続けているからである。
そこへいくと、戦争を知らない人たちは、まるで当てにならない。
たとえば全共闘世代だが、大学在学中はあれだけ大騒ぎをしたのに、社会へ出たら赤旗も棍棒も手放して、この汚濁の世をすいすい泳ぎ始めた。また彼らは、泳ぎが上手なのである。

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