ページ

2015年2月27日金曜日

急落した原油・天然ガス価格

原油価格が5.53%急落し再度50ドルを大きく割り込んで来ており、天然ガスは5.77%下落し2.70ドルまで売られています。

この原油価格の5.5%を超える下落ということは日経平均でいえば1000円にも相当する暴落と言えます。

原油価格・天然ガス暴落はこれで終わりではなく、今後更に原油で言えば1バーレル30ドル台にまで下落するのでしょうが、そうなれば原油・天然ガス市場だけで世界中で軽く20兆円以上の損失が表面化してきます。

それは誰が負担するのでしょうか?

投機家・ファンドが負担出来ない場合は融資をした《金融機関》しかありませんが、原油、天然ガス、金、プラチナ、銀、銅等も売られることになりますから、総額では数十兆円にも達する損失が先物市場で発生することになりかねず、とても《金融機関》は負担出来るものではありません。

更にこの商品先物市場での損失をみて株式市場も暴落するでしょうし、為替市場も大変動するでしょうから、これらを全て足せばとんでもない規模の損失が《金融機関》に舞い込んでくることになるのです。


山高ければ谷深し、と相場の格言にありますが、今の原油価格暴落を見ていればまさにこの通りとなっておりでは次は?

株式と国債となります。

今は誰も暴落とは言いませんが、必ず暴落が起こります。
その時、市場参加者は『しまった』と気づきましても遅いのです。

この道40年以上のベテラン相場師は今相場には参加していません。
『ゲラ』が起こってから一気呵成に攻める準備をしているようです。

官製相場(かんせいそうば) による 株式の最高値が続いている。

副島隆彦です。今日は、2015年2月26日です。

 株式市場で最高値更新が続いている。 ニューヨークの昨日の終値は、史上最高値の 1万8224ドル になった。 2万ドルを目指す気だ。 東京市場も、 さっきの記事で、東証平均株価は、1万8700円になろうとしている。こちらも2万円を目指している。

 このように、ふたつの株式市場が、全くの相似形(そうじけい)で動いている。いや、動かされている。 官製相場(かんせいそうば)が続いている。 

 官製相場というコトバは、私が昨年の11月に出した『官製相場の暴落が始まる』(祥伝社刊)で使って、流行らせたコトバだ。今や、日本の金融や経済の世界で生きている人間で、この 官製相場 を自分の口からポツリ、ポツリと呟(つぶや)かない者はいない。

 官製相場とは、政府、金融当局 自身による 、やってはいけない、お手盛りの、権力者たちが自分で手を汚して、なりふり構わず、やっている市場の価格釣り上げによる 市場操作(しじょうそうさ)である。 

 それは、民事法( みんじほう、私法、しほう)に違反する 法律違反であるだけでなく、さらには、刑事法(けいじほう)に違反する、相場操縦罪(そうばそうじゅうざい)という犯罪である。 

 このことを、自分の胸にしっかり手を置いて、 GPIF(ジー・ピー・アイ・エフ)や、日銀FTF(イー・ティー・エフ)で、価格の操作をやっている者たち自身が、自分のやっていることの 犯罪者としての罪の深さを自覚すべきだ。

 私、副島隆彦だけは、この日本国にあって、本当のことを包み隠さずに、書く。書いて国民に知らせる。 一体、私たちのこの国で何が起きているのか、何という異変が、「まるで正常なこと」のようにして起きているかを、書いて知らせてきた。 犯罪者どもは、逮捕されて、処罰されるべきである。

 「 副島先生よー、こんなに長いこと(もう20年も)、株価がずっと低いままだったんだから、上がって当然だよ」 と、自らのボロボロのポートフォリオ(資産項目)を見つめながら、長年の大損を握りしめたまま、自分もまた、政府による犯罪に加担しているのだ。 恥を知れ、と私は言う。 

 どこが自由市場だ。どこに 健全な市場(マーケット)での、生き生きとした自由競争による、自由な人間たちの金儲けのための、立派な振る舞いが有る、と言えるのか。

 以下の載せる新聞記事は、今年の始めのものだ。ロイター(イギリスの通信社)の日本人の記者たちが正直に書いた記事だ。この記事を ゆっくりと、しっかりと、丁寧に、よーく読んで、賢くなってください。 真実に裏打ちされたコトバだけが、人々の胸に迫る。本当のことを堂々と、怖(おそ)れることなく、書く者たちだけが人々の尊敬を勝ち得るのだ。 

以下の記事の終わりの方に、明瞭に次のように書かれている。

  「 「官製相場」が行き過ぎて、実体経済(じったいけいざい)とかい離す  るような相場が形成されれば、いずれ、株高と低金利のどちらかが修正され  る形で大きく変動することになるため、警戒が必要だ 」

  「 「官製相場」は円債(えんさい)市場(引用者注。 日本国債の売り買  いの市場のこと) も同じだ。10年債利回りは過去最低水準の 0.3%  台 に低下。日本経済もしくは日本企業の業績が改善するとすれば、 低過  ぎる長期金利はいずれ正当化できなくなる 」

と書かれている。 だから、やがて、こういう事態になるのだ。すべての市場参加者は、ゆめゆめ これらの重たいコトバを忘れるなかれ。

(転載貼り付け始め)


●「初日からボラタイルな「官製相場(かんせいそうば)」、2015年の展開暗示か」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0KE0FW20150105

2015年1月5日 ロイター

 新年初日の東京市場は、動きの激しいボラタイルな(引用者注。激しい乱高下の値動き、のこと)展開となった。

 ギリシャの政情不安など海外の不透明感が強いにもかかわらず、特段の材料が ないまま日本株はマイナス圏から急反転。日銀のETF(上場投資信託)購入を期待した買いが入るなど「官製相場(かんせいそうば)」への期待が株価を押し上げた 格好で、ドル/円 も切り返した。緩和マネー主導で大きく振れる今年の相場展開を暗示しているようだとの声も出ている。

 日銀ETF買いへの思惑

 大発会のマーケットには、その年の相場の特徴がしばしば表れることがある。日経平均が 3万8915円(終値ベース)の史上最高値を付けた1989年12月29日。翌年の大発会となった1990年1月4日は200円安で始まり、 年間では1万5000円下落。バブル崩壊の予兆となった。

 昨年初日の日経平均は、その前年末に9連騰と急上昇した反動が出て、380円安で始まった。昨年の値幅自体は4100円と、それほど大きい わけではなかったが、前年末の終値水準から下に2400円、上に1700円と上下に振れる荒れた相場展開を示唆するスタートとなった。

 今年の大発会(だいはっかい)は、終値では42円安と小幅安だったが、一時はマイナス200円安まで下落。その後、一時90円高の水準まで一気に切り返すボ ラタイルな展開となった。特段の買い材料は見られず、上海総合指数が 一時3%超の急伸を見せたが、コマツなどの株価はマ イナスで、中国関連株がにぎわったわけではない。

 相場を反転させた材料は、日銀によるETF買いへの期待だ。前場終値がマイナス圏だったことで、午後に入って買いが入るのではないかとの思 惑が強まった。

 「昨年の大納会(だいのうかい、12月30日)は、日銀のETF買いが見送られたことが大幅安の一因となった。大発会は逆に日銀のETF買いが入ると期待 されるとの見方から、短期筋による押し目買いが入ったようだ」(日本アジア証券グローバル・マーケティング部次長の清水三津雄氏)という。

  インパクト強まる日銀や公的年金の買い

 日銀は昨年10月31日に決定した追加金融緩和策で、ETFを2015年に3兆円購入することを決定した。東京株式市場の年間営業日を 250日として、1日当たり「必ず」120億円買うことになる計算だ。

 昨年10月31日以降、ETFの買い入れ規模は、それまでの147億円から374─380億円に拡大。そのペースであれば、ほぼ3日に1度 は買い入れる必要がある。

 東証1部売買代金は2兆円を割り込む水準に減少しており、取引時間中にまと
まって出てくる買いの額としては、マーケットに与えるインパクト は十分だ。さらに中央銀行が株式を購入するというアナウンスメント効果は小さくない。

 また年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や共済年金など「公的年金」が国内株を増やすポートフォリオへの変更を進めていることか ら、年間1.7─3.5兆円の資金が流入するとの試算もある。

 「いいか悪いかは別にして、日銀やGPIFの買いが日本株相場を下支える要因になることは間違いない。しかし、日銀の追加緩和などを材料に ヘッジファンドなどが仕掛けることが予想される。今年も『官製相場(かんせいそうば)』が続くとみられるが、ボラタイルな相場展開は続くことになりそうだ」と三 菱UFJモルガン・スタンレー証券・投資情報部長の藤戸則弘氏は指摘する。

  株高と債券高の共存いつまで

 実際、現物株と先物を合わせた昨年の日本株の買い主体を見ると、12月15日の週までの累計では、外国人が2278億円と2013年の13 兆6771億円から大きく減らしているのに対し、公的年金の売買を仲介する信託銀行は2兆7469億円と大きく買い越している。

 現在、日本株を最も保有しているのはGPIFだが、ETF購入を進める日銀は近く日本生命を抜いて第2位の「大株主」となる見通しだ。「違 和感はあるにせよ、GPIFと日銀の動向に神経質になるのはやむを得ない」(国内証券)というのが市場の本音だろう。

 「官製相場」は円債市場も同じだ。10年債利回りは過去最低水準の0.3%台に低下。日本経済もしくは日本企業の業績が改善するとすれば、 低過ぎる長期金利はいずれ正当化できなくなる。

 一方、低い長期金利の方が「正しい」とすれば、今から10年後でさえ、景気や物価は上向いてない状態と言うことであり、株高の方が修正を迫られることになる。「官製相場」が行き過ぎて、実体経済とかい離するような相場が形成されれば、いずれ、株高と低金利のどちらかが修正される形で大きく変動することになるため、警戒が必要だ。  (伊賀大記 編集:田巻一彦)

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以下に、今日のNY と 東京の株価の最新の記事も貼っておきます。

(転載貼り付け始め)

●「米国株、ダウ15ドル高で連日最高値 ナスダックは11営業日ぶり小反落 」

2015年2月26日 日経新聞

2月25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら続伸した。終値は前日比15ドル38セント(0.1%)高の1万8224ドル57セントと、連日で過去最高値を更新した。

 米連邦準備理事会(FRB)が利上げを急がないとの見方を背景とした買いがやや優勢だった。一方で、目先の利益を確定する目的の売りが相場の重荷となり、ダウ平均はもみ合う場面が目立った。


●「 東証前引け、反発 先高観強く1万8700円に迫る、2部指数反落 」

2015年2月26日  日経新聞

 2月26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発した。前引けは前日比103円12銭(0.55%)高の1万8688円32銭と、24日につけた2000年4月以来の高値を上回った。

 企業業績の拡大を手掛かりとした投資家の物色意欲が強く、1万8700円に迫る場面もあった。JPX日経インデックス400 と 東証株価指数(TOPIX)も反発した。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝

2015年2月19日木曜日

非情でしょうか・


日本国民の姿「コンビニ地獄」
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-11991511373.html
2015-02-18 16:34:59NEW ! simatyan2のブログ


近所のコンビニ「セブンイレブン」が潰れてしまいました。

けっこう人の出入りがあって繁盛しているみたいに見えてたのです
が、そう遠くない場所に同じコンビニが出来てからは少しずつ売り
上げが落ちてたんでしょうね。

前から不思議に思っていたことの一つに、なぜコンビニは同じ場所
に乱立するのかということがあります。

無い所には全然無いのに、数十メートル離れると同じコンビニが
あったりするんですね。

ビックリするのは道路を挟んであったり、隣同士であったりします。

最近じゃ珍しくない光景ですよね。


だからこんなことしてたら共食いというか、共倒れになるのは当然の
ような気がします。

しかし、この同じコンビニ店が並ぶ裏には信じられないカラクリが
あったようです。

それもブラック企業の雄「ワタミ」を超えるブラックな面が・・・。

例えば定年退職後に退職金をはたいて、あるいは貯金や借金で
脱サラしてコンビニ加盟店のオーナーになる人は多いようです。

もちろん大半の人はコンビニ本部のフランチャイズ加盟店募集の
バラ色の説明会を聞いて決心するわけですね。

そして念願の自分の店を持ってみたものの、さっぱり「お客さん」が
来ないので閉店に追い込まれる、これは良くある話です。

ある意味自業自得というか、商売が下手ということで諦めもつきます。

でもここで言う落とし穴はそうじゃないんです。

「お客さん」が増え、売り上げが上がりだすと閉店に追い込まれる
というカラクリなのです。

それも閉店だけじゃなく、下手するとオーナーは自殺にまで追い込
まれてしまうのです。

誰に?

コンビニ本部にです。

もともとコンビニ本部はそれが狙いのようです。

どういうことかというと、まず高いフランチャイズ料金を取って個人
に店を出させます。

その店が繁盛し出すと、今度は近くに本部の直営店をだすのです。

そして店が潰れるまで安売り攻勢をしかけるのです。

豊富な資金力のある本部の安売りに、個人の店が太刀打ちできる
はずもありません。

元々借金で店を出しているので、取り上げた土地と資産は本部の
ものになります。

これを大手コンビニチェーンでは

「四生五殺」

と言うそうです。

つまり、

「四〇〇〇万までは借金をふくらませて働かせる。
 五〇〇〇万円までいくと自殺するから」

だそうです。
http://lite-ra.com/i/2014/11/post-617-entry.html

ここまでするか?

と思いますが、フランチャイズは1年契約更新ごとに本部に上納金と
いうのを収めるわけすが、これが1年契約更新ごとに上納金が1%減
る契約なんですね。

つまり長く店を続けると加盟店にとっては嬉しいですが、本部は上納
金が減って面白くないわけです。

だから早いうちにつぶすほうが儲かるのです。

なんとも凄まじい商法ですね。

元々ロイヤリティが売上の6割ですから、元を取る為に店長は必死で
働くわけで、しかし努力工夫を重ねて店の売り上げを伸ばして商売
繁盛させると潰されるのではたまったものではありません。

所詮、オーナーだとか店長だとか言っても本部には敵わないのです。

この本部とオーナーの関係、何かに似てませんか?

国民主権、主権在民と言っても政府には敵わない、国と国民の関係
みたいですね。

企業努力で安いビールを作れば、安過ぎると言って価格あわせの
税金を上乗せしようとする。

賢い消費者になればなるほど、そして国に文句も言わず慎ましい
生活をすればするほど、税金は勝手に上げられ、憲法も勝手に変え
られる。

情報はコントロールされ批判すれば非国民扱い。

下手すると資産没収。

かつてワタミの社長はテレビの「カンブリヤ宮殿」で次のように
言っていました。

「仕事が楽しいと従業員が言ってる間は余裕がある証拠で、
 楽しいという言葉も出なくなるほど働かないとだめだ」

そのワタミが今は安倍自民の一員なんですね。

モンサントはすごい米農薬・種子企業<本澤二郎の「日本の風景」(1906)

<掲示板で見つけた有益情報>
 掲示板「阿修羅」を眺めていたら、4年か5年前、品川のジムで物知り博士のような人物から、いろいろと教えられたものであるが、その時耳にした「モンサント」が、ふいに目の前に飛び出してきた。世界的な農薬と種子メーカーである。ベトナム戦争で多くのベトナムの人たちが被害を受けた、むごすぎる奇形児を、それでもわが子として大事に育てるベトナムの母親の姿を映像で見たこともある。そう、枯葉剤の開発メーカーだ。人類にとって悪魔企業が、どうやら農薬・遺伝子組み換え種子メーカーとして、各国農業を支配している。無知人間に対して、その貴重な情報を、このブログでも引用させていただく。

<無知は重大な犯罪>
 この恐ろしい悪魔の農薬・種子メーカーに日本の農協や農林官僚がひれ伏して、その害悪を列島に撒き散らしているともいう。遺伝子組み換え種子で莫大な利益を手にしているようだが、その穀物が人間の命に悪影響を及ぼしている。日本どころか、この地球にばら撒いているらしい。どうやら本当らしい。各国の農政にモンサントが影響を与えて、人々の健康を破壊しているのかもしれないのだ。
 北京の友人は大きな野菜を警戒して買わない。「大豆は従来の小さな粒のほうが安全。大きなものは遺伝子組み換えなので危ない」といって買い物上手のコツを教えてくれた。
 当時、物知り博士から「無知は犯罪」と教えられた。本当にそうである。モンサントは悪徳企業どころではないのかもしれない。日本の財閥もこの輪の中にはまり込んでいるらしい。
 「戦争が無くても不健康食品で人間を殺している」という説明は正しい。モンサント農薬とモンサント遺伝子組み換え種子について盲目であってはなるまい。
<国家主義に無知な日本人>
 無知と言うと、国家主義についても同様である。戦前の悪しき政治制度を国家主義という。国民の命を軽視する具体例として、先に二人の日本人の命を奪った安倍・自公政権の中東新政策がそうである。
 ISISによる二人の殺害を口実にシンゾウは、改憲軍拡へと、無知な国民を強引に引きずり込んでいる。国家主義は21世紀の政治制度ではない。これくらいのことは理解できる国民でありたい。
 英語でナショナリスト、ストロングナショナリストは国粋主義である。これをよく理解していないと、気がついたら軍国主義の日本になってしまうだろう。
 安倍支援勢力は、恐ろしい戦前体制へと無知な国民を引きずりこんでいる。無知は自分の命を奪うことでもある。
<やくざに無知な日本人女性>
 最近気付いたことだが、日本人女性は性犯罪に巻き込まれないために、やくざについての理解が必要である。筆者が追及してやまない木更津レイプ殺人事件の被害者は、やくざに全く無知だった。あろうことか、2本の指をつめていた男を「親切な大工」と信じ込んで、自宅玄関の工事を任せて、レイプから性奴隷、とどのつまりは脅迫されて、その衝撃で命を奪われてしまった。

 被害者の友人が「富津出身のハマ0さんは若いころ、大工仕事で指を切り落としたもの」という大嘘を、やくざに無知なため見抜けなかった。木更津は、お隣の富津とともにやくざが跋扈する土地柄である。そこで3本指の男をみて「やくざ」と判断できなかった被害者の無知が、たった一つしかない命を奪われ、地獄に突き落とされてしまった。
 悪辣なレイプ犯逮捕を黒木・千葉県警本部長に陳情したばかりである。
 日本人女性、特に美人は「刺青を見なければやくざと判断できない」というようでは人間失格だろう。日本人女性は、やくざ知識が必要不可欠である。
<誰も知らない財閥支配の日本>
 日本の真の支配者が誰であるかを、ほとんどの日本国民は知らない。外国の研究者も全くわかっていない。「日本は民主的な国」と信じ込んでいる日本人が少なくない。
 実際は全く違う。筆者ひとり「財閥支配の日本」と叫んできている。日本政治の研究から導き出した結論である。100%間違いない。
 机上の空論ではない。日本経済を徹底して研究してきた人物は、筆者の見解に同意できるだろう。だが、ほとんどは口を開かない。財閥の世話になって生活しているからである。
 財閥の正体がわからないと、日本は見えてこない。筆者は幸運にも、20年の政治記者生活とその後の政治評論活動を経て体得できた幸運児である。
<以下に貴重なネット情報を引用>

かつてアインシュタインが「ミツバチがいなくなれば、わずか二年で人類は滅びるだろう」という予言があったが、ここ数年、全米の養蜂家のミツバチの36%(数十億匹)が「謎の失跡」をしている。死骸が全く発見されないらしく、日本では「現代のミステリー」として報道されていた。原因は不明だが、結果として、彼らがいなくなり「食糧パニック」というかたちで我々に深刻な影響を及ぼした。世界の米価格は217%、小麦は136%、トウモロコシは125%、大豆は107%まで高騰した。一番打撃を受けたのは、小麦やトウモロコシ、米を主食とする国の人たちで、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、カメルーン、コートジボアール、エチオピア。ハイチ、エジプトでは死者も出るような暴動と発展した。
「食糧パニック」の理由をCNNがレポートしていたので紹介する。
EPA(アメリカ環境保護庁)は公開を避けているが、
「食糧パニック」の主となる原因は1990年代に発売され、いまや農薬として広く使用されている「ネオニコチノイド」という殺虫剤。この薬は、犬や猫の首筋に数滴垂らすだけで、ノミやダニを寄せ付けないという劇薬で、ミツバチの場合は、中枢神経と方向感覚が麻痺し巣に戻れなくなり死に至るのだ。早くからこの薬の危険性は指摘されており、フランス、ドイツ、イタリアでは使用禁止だ。一方、アメリカを始めとするほとんどの農業国では広く使用されている。「ネオニコチノイド」を開発したのは「モンサント」という化学薬品メーカー。あのベトナム戦争の「枯れ葉剤」を開発・製造していた企業であるといえば理解しやすい。現在「モンサント」は、GMO(遺伝子組み換え植物)開発に成功し、世界最大の種子メジャーに変貌している。
「モンサント」社のやり方は、長年農薬付けにされているアメリカなどの大規模農場では、唯一「枯れ葉剤耐性遺伝子」が組み込まれている「モンサント」のGMO種子しか育たない。そして毎年モンサント種子は一代で駄目になるため、毎年購入する必要がある。インド、メキシコ、アフリカ諸国の農業従事者は、借金のために土地を奪われるなどの悲劇も生まれており、まさに「モンサント」の奴隷となってる。
詳しくは「モンサントによって世界の伝統農業が破壊されるTheWorld According to Mnsanto」(仏ARTE-TV)でレポートされている。一番徳をしたのは誰か?
穀物高騰により巨万の富を得た「アメリカ穀物メジャー」とGMO種子により世界の農業を奴隷化する「モンサント」社である。
TPP会議などで作物自由化の話がでているが、日本の未来を描けない政治家・官僚が決議してゆくのが何よりも怖い。我々には拒否権はないのだろうか。
2015年2月15日記  

2015年2月16日月曜日

ヌッポンの現実(倒幕以来)と外国植民地勢力

沖縄いじめどこまで…政府がオスプレイ反対運動に参加したと7歳の女児を訴えていた!(リテラ)
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/899.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 2 月 15 日 22:00:05: igsppGRN/E9PQ
    
 

       琉球朝日放送『標的の村〜国に訴えられた沖縄・高江の住民達〜』番組サイトより

沖縄いじめどこまで…政府がオスプレイ反対運動に参加したと7歳の女児を訴えていた!
http://lite-ra.com/2015/02/post-868.html
2015.02.15. リテラ

標的の村 国に訴えられた沖縄の住民たち 特別版

 安倍政権による“沖縄いじめ”が止まらない。2015年度予算案で沖縄振興予算が5 年ぶりに減額となった一方、普天間飛行場の辺野古移設に関する「代替 施設建設費」は倍増。今月6日、翁長雄志沖縄県知事は普天間飛行場の5年以内の運用停止と県外移設を求めた要望書を提出、官邸を訪問したが、安倍晋三首相も沖縄基地負担軽減担当相である菅義偉官房長官も面談を拒否。知事就任から翁長知事は6度にわたって上京しているが、政府は知らんぷりを決め込んでいる。まるで「意見が合わない人間の話は聞かない」と言わんばかりの、子どものような態度だ。

 それだけではない。辺野古への基地建設に海上で抗議する市民の船に海上保安庁の職員が乗り込み転覆寸前となったり、13日には抗議中の市民が初めて公務執行妨害で逮捕されるなど、あからさまな嫌がらせが多発。市民が心を砕いている海底ボーリング調査の再開準備で海に投入したコンクリート製のブロックがサンゴ礁を傷つけているという問題に対しても、菅官房長官は「県の許可を得て行っている。問題はない」と強気の姿勢を崩さない。

 市民も環境も、国は無視──こうした沖縄へのいじめはいまにはじまった話ではないが、じつは、政府はもっと信じられない暴挙に出ている。それは、オスプレイの着陸帯(ヘリパッド)建設に反対するため座り込み抗議を行った東村・高江の住民たちを、防衛省沖縄防衛局が「通行妨害」で訴えるという、前代未聞の事件だ。しかも、訴えられた住民のなかには、7歳の女の子まで含まれていたのだ。

 政府や大企業といった権力側が、個人を恫喝するために見せしめの裁判を起こす。こうした訴訟を「SLLAP(スラップ)裁判」というが、高江の住民たちが国に訴えられた事件は完全にこれにあてはまる。この信じがたい訴訟を取り上げたのが、琉球朝日放送(QAB)が2012年に放送したドキュメント『標的の村〜国に訴えられた沖縄・高江の住民達〜』だ。

 この作品は、日本ジャーナリスト会議や民間放送連盟賞、ギャラクシー賞など数々の賞を受賞し、91分のロングバージョンが映画として劇場でも公開。大きな話題を呼んで現在も全国で上映活動が行われているが、その内容は本土の人間、いや沖縄の人にも知られていない現実を突きつけるものだった。

 そもそも、オスプレイは事故が多発している危険な航空機だが、そのヘリパッドが建設されること以前に、高江に暮らす住民には忘れられない“ある歴史”がある。

 高江には、集落を取り囲むようにしてつくられた、米軍のジャングル戦闘訓練場が存在する。これは世界で唯一のサバイバル訓練場だ。そこにはフェンスもなく、突然、住民の家の庭に兵士が現れることもあるのだという。ベトナム戦争時、ここに米軍は「ベトナム村」なるものをつくっていた。そのとき、米軍は高江の住民を連行し、乳幼児や5〜6歳の子どもを連れた女性を含む住民たちに、ゲリラ戦の演習でベトナム人の代役をやらせていた。しかも『標的の村』では、元米兵がベトナム村近辺に枯葉剤を散布したことを明かし、いまもその後遺症に苦しんでいることを告白している。彼はベトナムには行っていない。沖縄での枯葉剤散布による後遺症なのだ。

 訓練とはいえゲリラ戦に巻きこみ、枯葉剤によって自然を汚され、ベトナム戦争が終わったいまでも、高江のジャングル訓練場の上空には昼も夜も関係なくヘリが旋回する。そして、次はオスプレイがやってくる……。人口160人の小さな集落である高江の住民たちは“標的”にされつづけてきたことへの怒りを込めて、唯一の抵抗手段である「座り込み」で抗議を行った。そんな当然の行為に、国は心情を理解するどころか、訴訟というえげつない手に出たのだ。

 この裁判について、『標的の村』のディレクターをつとめた三上智恵氏は、『日本の今を問う 沖縄・歴史・憲法』(七つの森書館)で、「座り込みをした横に五〇センチ空いていたか、立っていたか座っていたかといった、本当にばかばかしい内容の裁判でした」と語っている。第一、訴えられた住民のうち、前述した7歳の女の子は抗議行動の現場に一度も行っていない。いかにずさんな、そして無鉄砲な攻撃だったかは明白だ。だいたい国が市民に対して脅しをかけるような訴訟を起こすこと自体が異常で非道としか言いようがないが、最高裁は14年に住民の上告を棄却している。

 もっとも、沖縄がこれまで国にいかに無視されてきたかをよく知る三上氏にとっては、この判決はある意味、予想の範囲内だった。それよりも「何より打ちのめされた」と言うのは、「棄却された日に中央のマスコミはどこもニュースにしなかったということ」だった。

「結局、人びとは誰も知らないわけですよね。国に対して文句を言い、座り込んで声を上げた一国民が、通行妨害という細微のネタで裁判所に引っ立てられる。その嫌がらせ裁判を司法自ら──最高裁が認めたという、とんでもない国になった瞬間だったと思います。もちろん「琉球新報」や「沖縄タイムス」は一面の扱いでしたが、ここ東京ではニュースにもならなかった」

 沖縄のこの小さな集落を襲った恐るべき事態を、きっといま、この記事を読んでいる多くの人が知らなかったはずだ。知らなかったというよりも「知らされなかった」のだ。三上氏はその後、テレビ局を辞してまで沖縄のいまを伝えるべく活動を行っているが、その胸中をこう述べている。

「人権侵害だとか三権分立に違反している、スラップ裁判だなんて騒いでいるのはQABだけで、テレビ朝日も関心を示さない。それならスラップ訴訟でいやがらせをすればこの闘いは終わらせられると防衛施設庁は踏んだんだな、絶対にそうはさせるか。何年かけてでも白日のもとに晒して、こんなことが二度とないようにさせてみせると、その時に思いました」

 高江住民の怒りだけではない。オスプレイの配備は辺野古の怒り、沖縄全体の怒りでもある。『標的の村』は、辺野古にオスプレイを配備すると国が決定した12年9月の普天間ゲート前の様子を映し出すが、それもまた、多くの人が知らない現実だ。──座り込むことでしか抗えない住民たちは、ゲートを人力で封鎖する。しかし機動隊の警官は住民を強制的に排除し、報道の人間も弁護士も警官数人がかりで抱えられて排除されてゆく。自家用車に乗り込み抵抗をこころみる県民にも、県警はレッカー移動をはじめる。その車中で、ある女性は目に涙を浮かべながら「安里屋ユンタ」を歌う。沖縄に古くから伝わる古謡で、権力への抵抗の歌だ。

 国に訴えられた7歳の少女は、11歳になり、作品のなかでこう語っている。

「お父さん、お母さんも、子育てと農業とかいろんな仕事もあるのに、子どもたちの将来のためにオスプレイを反対してくれるから、今度はお父さんお母さんがもう疲れちゃって、もう嫌だなって思ったときには、わたしが代わりにやってあげたい」

 このドキュメンタリー作品が伝えるのは、沖縄の悲痛な叫びだ。しかしそれは沖縄県内だけの話ではない。基地を沖縄に押しつけている日本全体の問題だ。こうした議論になると必ず国防上の地理的要因を持ち出す人びとがいるが、本サイトでも以前報じたように、アメリカは沖縄に固執しているわけではない。1995年の普天間基地返還交渉では沖縄撤退も示唆していたのだ。それを阻止したのは、ほかでもない当時の自民党政権である。さらに、安倍政権は沖縄に対して、いまだかつてない強攻策に出ている。三上氏は言う。

「第一次安倍内閣の時に初めて自衛隊の掃海艇を辺野古に投入したのは安倍さんです。“治安維持のために”掃海艇を出した人は、後にも先にも安倍さんしかいません。
 それに今刑特法(刑事特別法)の範囲がどんどん拡大されていて、嫌がる海上保安庁に対して、「どんどん逮捕してください」と逮捕権を押し付けている。いまだかつてないほどの強硬かつなりふり構わない形で、辺野古の反対運動や沖縄の声を押さえつけると決めてかかっています」

 だが、こうした重要な事実さえ、わたしたちはほとんど知らない。沖縄の基地問題は日本の大きな問題であるのに、三上氏の指摘の通り、大手メディアは伝えようとしない。国が沖縄の声を無視するのと同じように、メディアもまた無視しているのだ。そればかりか、ネット上ではネトウヨたちが辺野古の住民による反対運動を「補償金目当ての国賊」「バカ左翼が湧いてる」などと罵る事態に陥っている。

 そして、ついにはその刃は、この『標的の村』という作品にも向かっている。今月28日に横浜市西公会堂で上映される予定だった『標的の村』を後援していた横浜市教育委員会が、「市民などから市教委の後援を疑問視する趣旨の電話やメールが約20件」あったことを理由に、「市教委がオスプレイ配備について賛成、反対の判断をしているかのように見えるのは適切ではない」として後援を取り下げたのだ。

 配給元の東風が映画HPに掲載した見解によれば、横浜市教育委員会は「映画の内容そのものがどうこうというお話ではありません。まだ市教委は誰も映画本編を観ていないからです」と回答したという。観てもいないのに苦情がきたという理由で後援から下りるというのは、言論封殺に加担したのと同等ではないか。オスプレイ配備云々だけが問題ではなく、沖縄の現在を知る機会を奪ったのだ。

 子ども同士のいじめでは、加害者だけでなく、傍観している人間もいじめの加担者だといわれる。では、この沖縄いじめはどうか。あきらかな加害者である政府はもちろん、基地問題や沖縄の声に触れないメディアも加担者だ。さらには、歴史も知らず、大きい者の声になびき、人の痛みに鈍感な者たちがそこに加わっている。

 座り込むという精一杯の抵抗さえ無碍にし、虐げられてきた人びとを無情にも訴え、裁判にかけるという暴力をはたらくのが、この国の実態である。『標的の村』が伝えようとする現実を、わたしたちは知らなくてはいけないはずだ。

(水井多賀子)



 
    
 
   拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
01. ひでしゃん 2015年2月15日 22:57:41 : dsqbUTCLpgzpY 9IQbDxI5Uo
昭和天皇が戦後すぐに進駐軍の総司令官マッカーサーに直接申し入れをした中に沖縄小笠原の日本本土との分断取扱いがあり防共の砦としての国内における米軍駐留があった
昭和天皇は戦争責任を免れるための工作を自ら行いそのうえ日本国民を分断する取扱いを要請していたのである
A級戦犯であって後に首相になった岸信介の日米安保条約問題
佐藤栄作の沖縄返還交渉時の密約問題
安倍晋三の辺野古基地問題をはじめとしたアメリカ隷従政策の数々
一貫してアメリカの意のままに動く傀儡政権として日本国を貶め沖縄を区別し負担を押し付けてきたのである
何時までも外国の軍隊の駐留を認めるべきではない
自国の安全保障を外国に依存することほど恥ずかしいことはないと知るべき
日本人は日米安全保障条約を破棄し日本を真の独立国とする覚悟を決めるべき
日本が世界中の国々から独立国として認められるためにあらゆる障害・困難を乗り越える為に努力をする
努力するだけの甲斐がある

02. 安倍ヤラナイカ 2015年2月16日 06:12:17 : EuG0FRbnMbsR6 sVwseNOS0s
01さんの言う事もっともだと思います。
だが現実には誰もそんな事願って無い。
安倍をトップに祭り上げ、その行動に選挙でお墨付きを与え(たとえそれが不正で有ろうが、何の疑いも怒りも起こらなければ同じこと)ている。
要するにこの国の人間は、自ら奴隷の道を選んでる。


*: 要は、囲われ妾の国体で、政治屋も官僚も太鼓もち・ちょうちん持ちですな!無気力・脱落感で前進なし
と言うか既に奴隷だろ。
 これでは、北朝鮮・中国共産党に馬鹿にされる至極当然。

小沢一郎論

ひょう吉の疑問より転載:


わたしは以前、『小沢叩き』の流れを追っていたことがある。
小沢に対する評価はいろいろだが、私には彼の言うことはストンと落ちるものがある。
小泉政権のころ、そのあまりの非常識さに政治に絶望しかけていたとき、小沢の言葉には胸に響くものがあった。
『この男は政治の裏側まで知っている』

当時そう思っていた人は多いはずだ。
だからこそ、2009年の政権交代が実現したのだと思う。

恥をさらすことかも知れないが、それまで私はずっと自民党に票を入れてきた。
しかし小泉政権の成立や、その後の竹中平蔵の登用などを見て、『ちょっと待てよ』と思った。
遅まきながら、初めて自民党の変節に気づいた。

それまで、ゆとり教育や、ジェンダーフリーなどの左翼的な思想に、強い疑問をもっていた私は、自民党の保守本流に立ち返ることが、日本の将来に有意義なことだと思われた。
しかし、その自民党は、小泉政権の誕生によって、まったく違ったものに変節してしまった。
竹中平蔵、郵政選挙、ホリエモンの立候補などなど、私には信じられないことばかりであった。

その当時、私は自分のことを、自民党支持の平凡な中間層だと思っていたが、そのような多くの人が疑問を感じていたからこそ、鳩山・小沢政権という民主党政権が成立したのだと思う。

この時まで、私は自分が何か特別なものを支持しているとはまったく思っていなかったが、
その後に起きたことは、思いもかけないマスコミあげての『小沢叩き』であった。

経緯は省略するが(詳しくはつぶされた民主党政権に未完のまま書いている)、小沢の政治資金の問題は、全くの濡れ衣だったことが裁判の結果、証明されている。

私は小沢発言を虚心坦懐に聞いて、どこがおかしいか、今でもよく分からないが、私はマスコミが小沢を叩けば叩くほど、少数派に属していった。

そして今でも『小沢叩き』は続いている。
小沢嫌いは多分にマスコミによってつくられている。
彼の政治思想はここでは問わないが、彼の政治家としての実績は、今の日本で右に出る者はいない。

今この国際政治の難局において、今の日本に、アメリカの民主党政権や、議会で多数派を握っている共和党と互角に戦えるだけの政治家がいるだろうか。
目を転じて、ロシアのプーチンや中国の習金平と互角に話し合える政治家がいるだろうか。

今こそ、小沢一郎のような政治の裏も表も知り尽くした政治家が必要なのに、与党とマスコミは未だに小沢一郎を封じ込めることばかりしている。
このことは、アベシンゾーが沖縄県の翁長知事とは会わなくても、読売新聞のナベツネとは酒席で会っていることをみても明らかである。

逆に言えば、アベシンゾーはそれほど小沢一郎を恐れている。
なぜなら小沢一郎の論理には色眼鏡がないから。
世の中を裸眼で自分の目で見ている。
小沢一郎の姿勢は、正しいことを正しいと言う、間違っていることを間違っていると言う、それだけである。

だから並の政治家は勝てないのである。
だからマスコミを利用して彼の口を封じるしかないのである。

しかしアベシンゾーのボーソーが始まろうとしている今、もっとも必要とされるのは小沢一郎のような、日本の裏表、世界の裏表を知り尽くした政治家である。

彼の口が封じられている間は、日本の政治はかなり危ないところにある。
なぜなら、小沢が好きか嫌いかに関わらず、事の善悪を判断する手段そのものが奪われているからだ。
そんななかでアベシンゾーのボーソーが始まる。

2015年2月14日土曜日

貧困化する社会、できて当たり前の生活防衛「30のリスト」

もう今の日本は、何も考えないで漫然と生きていたら、誰もが貧困に落ちてしまう厳しい社会となっている。

誰も彼も正社員になれる時代も終わった。正社員が定年まで会社に居られるのが当たり前の時代も終わった。歳を取れば自然に給料が上がる時代も終わった。

激甚な競争社会は社員間の競争も激しくなる一方だが、同時に企業間の競争も激しくなっている。今日の優良企業は、明日の破綻企業になってもおかしくないのだ。

企業が傾けばたちどころにリストラが始まり、そんな中で何とか立ち直った企業は、次の失敗に備えて好況時にもリストラをするようになる。

また、社員を抱え込むとコストが膨れあがるので、最初から人を入れる時は非正規労働で入れることになる。

こういった社会情勢が同時並行的に起きているので、ほとんどの人が影響を受けている。その上に、国家財政の負債が膨れあがっているので、行政や社会福祉の削減や、さらなる増税も忍び寄って来ている。


99%の日本人の「生き方のテーマ」とは何か?


一方で、成功した人は強者総取りになるので、信じ慣れないほどの富を一瞬で稼ぐことになる。

すでに、世界の富の50%近くはわずか1パーセントの超富裕層が保有する。

これは、2015年のダボス会議の資料にも書かれていたと言われているが、格差の拡大は今後も極端を目指し、猛烈なまでに開き続けることになる。

ほとんどの人は、この「1%」に入っていない。猛烈なまでの格差社会の中で揉まれ、社会変動の直撃を食らう。もう日本人の多くが貧困に落ちてしまっている。

まだまだ大丈夫だと思っているうちに、それはあっと言う間にすべての日本人を飲み込んでいったのだ。(貧困の拡大が他人事だと思っているうちに、手遅れになる

従って、99%の日本人の生き方のテーマは、「いかに極貧に落ちないように生活防衛するか」というものになる。あるいは、「貧困から抜け出すために、何をしたらいいのか」というものになる。

生活防衛ができて土台が固まってから攻撃もできる。土台ができていなければ、世の中に果敢に挑戦していく以前に、自立することすらもままならなくなる。

ただし、生活防衛とは言っても、別に何か特別なことをしなければならないわけではない。貯金し、節制し、きちんと働くと言った「当たり前のことを、これまで以上にきちんとやっていく」しかないのである。

右肩下がりの時代、つまり、リストラや収入減が恒常化する社会では、この「当たり前」をいかに突き詰めることができるかが、生死の境目となる。

「できて当たり前の生活防衛」30のリスト


突き詰めなければならない「できて当たり前の生活防衛」とはどのようなものなのか。それは、以下のようなものである。

(1)貯金をすること
(2)無駄なものを買わないこと
(3)ローンや借金をしないこと
(4)稼げない仕事は続けないこと
(5)稼げる仕事は辞めないこと
(6)専業主婦にならず、共働きすること
(7)贅沢しないこと
(8)仕事を楽しむこと
(9)休息を取ること
(10)肉体的・精神的な病気にならないこと
(11)怪我をしないこと
(12)見栄を張らないこと
(13)役に立つ勉強すること
(14)引きこもり、ニートにならないこと
(15)タバコ・アルコール・ドラッグに溺れないこと
(16)ギャンブルに溺れないこと
(17)ゲーム・テレビ・ネットの娯楽に溺れないこと
(18)セックスに溺れないこと
(19)友人を選ぶこと
(20)相談相手を持つこと
(21)自分の味方を作ること
(22)金のかかる趣味に没頭しないこと
(23)自暴自棄にならないこと
(24)ごく普通の生活をすること
(25)貧困から抜け出すために何ができるか考えること
(26)社会のせいにしないこと
(27)他人のせいにしないこと
(28)投資能力を磨くこと
(29)才能を磨くこと
(30)シンプルに生きること

だから、「当たり前の生活防衛」に意味がある


日本人が貧困に落ちていくのは、今の社会に問題があるというのは間違いない。

高度成長期からバブル崩壊までの40年近くの時期を経験してきた人たちから見ると、今の社会は問題だらけであると言っても過言ではない。

経済発展する時代の中では、ぼんやりしていても、宵越しの金を持たなくても、終身雇用で年功序列だったので何の問題もなかった。借金して土地を買っても、土地は必ず上がったので、いつしかペイできていた。

適当に生きていた人間でも、ぼんやりしていた人間でも、ただ朝起きて会社に行っていれば、それなりに生きていけた。

そんな社会を通過してきた人間が現代を見ると、何もかもが通用しなくなっていることに愕然とするはずだ。確かに、どんどん社会情勢は悪化して、生きにくい世の中になっている。それは否定できない事実だ。

しかし、「社会が悪い」「政治家が悪い」「時代が悪い」と言っても、それで救われるわけではないし、誰かが助けてくれるわけではない。 

社会が悪くても、状況が絶望的でも、私たちはその中で生きていかなければならない。

だから、「当たり前の生活防衛」に意味がある。貧困に落ちないためにも、落ちても這い上がるためにも、持っている貯金を維持するにも、それは重要だ。

今は順調でも、誰もが何らかの躓きで生活に問題を抱える日が来る。莫大な資産があっても経済崩壊に巻き込まれてすべてを失った人もいる。

「できて当たり前の生活防衛」のすべてをクリアする必要はないが、大部分はクリアしておく必要がある。あなたは、果たして悪い時代に生き残れるだろうか?