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2015年12月8日火曜日

人体には未知がいっぱい! 「第2の脳」の正体

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「第2の脳」と呼ばれる器官、それは「腸」です。今回は、知っているようで知られていない腸の豆知識をご紹介します。

腸の豆知識【1】:腸は脳がなくても動ける!

腸が「第2の脳」と呼ばれている理由は大きく2つあります。
ひとつは、「脳からの指示がなくても自ら動くことができる」こと。もうひとつは、「神経細胞が脳に次いで体内で2番目に多い」ことです。腸は権威に抗うレジスタンスのように、脳からの信号を待つことなく消化という重要な機能を果たすことができるのです! こうした芸当は、腸と同じ消化器官である胃はもちろん、ほとんどの臓器で不可能といわれています。

腸の豆知識【2】:心の健康にも腸が関わっている!

腸が自ら動ける器官であることは先ほど紹介しましたが、正確には脳からの指示でも動く「二重支配」の器官なのです。
脳との相関は強く、腸の異常が脳に伝わることも、逆に脳のストレスが腸の神経に伝わることもあります。みなさんは、お通じがないと不快な気持ちになったり、緊張してお腹が痛くなったりした経験はありませんか?これらは、脳と腸がつながりを持っているから起こることなのです。腸は身体だけでなく心の健康にとってもかなり大切な器官だとわかりますね。

腸の豆知識【3】:腸は身体の健康を大きく左右する!

腸内には「悪玉菌」や「善玉菌」と呼ばれる細菌がすんでいるのですが、便が長く腸内にとどまると悪玉菌がふえ、有害な「腐敗物質」をつくって大腸にマイナスの影響を与え、身体に不調を起こしたりするといわれています。例えばパソコンも古いデータをためすぎると不調につながりますよね。
何事も定期的にすっきりすることが快調の近道ということなのかもしれません。

腸の豆知識【4】:善玉菌は年齢とともに減り続ける!

腸内を悪玉菌に“のっとられない”ようにするためには、ビフィズス菌などの善玉菌をふやし、腸内環境を整えることが大切です。ところが、ビフィズス菌は年齢とともに減少することがわかっています。生後1週間の赤ちゃんの腸内はほぼビフィズス菌で占められているのですが、その数は年齢とともに減り、老年期では約10分の1ほどになってしまうといわれています。さらに、食生活の乱れやストレスの影響でも減ってしまうデリケートな細菌なので、きちんと対策をする必要があるのです。

腸の豆知識【5】:善玉菌は食品から摂れる!

善玉菌を含む食べ物の代表格は、ヨーグルト、乳酸菌飲料、キムチ、漬け物、みそ、しょうゆなどがあり、また最近ではビフィズス菌配合のサプリメントも登場しています。森下仁丹から発売されているサプリメント「ヘルスエイド ビフィーナ」は胃酸に弱いビフィズス菌を独自のカプセル技術によって生きたまま腸に届けられるようにしているのが特徴です。食べ物で善玉菌を摂るのが難しい人にとってはうれしい選択肢ですよね。

今回は腸にまつわる豆知識をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
腸は、脳と同じように全身に影響を与える器官であり、一方で脳よりも外からのコントロールがしやすいということがわかってきましたよね。
みなさんも「第2の脳である腸は“超”大切」ということをぜひ覚えておいてください!
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記事監修

松生クリニック 院長
松生恒夫先生
1955年生まれ。医学博士。
大腸内視鏡検査の第一人者で、便秘外来の専門医。地中海式食生活、漢方療法、音楽療法などを取り入れた治療を行っている。