ページ

2014年11月27日木曜日

セウォル号の急旋回・事故

セウォル号は韓国北部の仁川港から済州島へ向かう途中、修学旅行中の高校2年生325人を含む乗員乗客476名と車両150台、その他多くの貨物を満載して珍島沖で横転しました。そして多くの乗客が船内に閉じ込められて逃げられず、294人が犠牲となりました(行方不明者10人)。この事故では船体の整備不良や違法改造、慢性的な過積載、緊急時の避難訓練をしていないなど、海運会社のずさんな実態が明らかになっただけでなく、韓国政府によるその後の不手際などが原因で、韓国社会が大揺れに揺れました。

   船会社の実質的オーナーとされた、愈炳彦会長とその一族の金満ぶりが矢面(やおもて)となり、横領や背任などの罪に問われて一族に逮捕状が出され、逃亡する愈炳彦会長を追う警察との攻防戦が注目を集めました。愈会長は多くの疑問を抱えたまま、行き倒れになって遺体で発見され、事件は一見幕切れを迎えたかのように見えました。しかしこのあまりにも不自然な事件には、未だに多くの人が疑問を持っています。会長の不自然死については別の機会に譲るとして、ここで問題にしたいのはその事故原因です。

   公式発表によると、「違法改造と過積載によって船体バランスが崩れていたところに、経験の浅い航海士が操縦ミスをして急旋回したことで船体が傾き、固定の甘かった積荷が崩れ、船体の片側に重心が偏って横転した」、そういうことになっています。過積載は事実だし、積荷の固定が甘かったのも疑う余地はありません。でもそれだけでは、事故の直接的な原因である「急旋回」の説明には届きません。

   当日は波もなく穏やかで、事故が起きた海域には何も障害物はなく、他の船舶が近くにいた形跡もありません。コースも順調だったので、あの位置で急旋回する理由はないのです。未熟な航海士が舵を握っていたとはいえ、「急旋回」が危険だということくらいわかっているはずです。

   ではなぜ、セウォル号は「急旋回」したのか?
   マスコミはこの点についてまったく触れようとはしません。唯一、この「急旋回」について触れているのが、韓国の『自主民報』など一部の独立系のメディアだけです。同メディアによると、急旋回は米潜水艦との衝突が原因だと指摘しています。実は事故直後の映像で、船が横転してから完全に沈んでしまう前にチラッと見える船底に「真新しい傷」があり、さらにテレビ各局の報道では映らなかったのですが、横倒しになった際に船尾側から見ると「舵が大きく破損」しているのがわかります。

   こうした点から推測すると、セウォル号は「何かに乗り上げた」はずなのです。
   その時に船底に傷がつき、船尾の舵が破壊されてしまったのです。つまり意図的に旋回したのではなく、「舵が壊れてコントロールを失ったために旋回して横転した」のです。繰り返しますが、この海域に障害物はありません。だとすると、セウォル号が乗り上げてしまった障害物は、潜水艦以外にはあり得ないわけです。

   この同じ時にちょうど行なわれていたのが、韓国軍と米軍による合同軍事演習「フォールイーグル」が大々的に行なわれていました。米軍からは7500人、韓国軍からは20万人が参加した大掛かりなもので、北朝鮮との戦闘を想定して実際に部隊を動かして行なう演習でした。しかも事故現場近くでも、多くの艦船や潜水艦が動員されて訓練を行なっていました。このうち米軍所属の潜水艦が密かにそこを離れ、事故現場の海域に向かったのではないかというのです。

済州島に中国軍の基地が建設中だった!

   仮に米軍所属の潜水艦との衝突によってセウォル号が沈んだとすると、そこで疑問に思うのが、なぜ演習海域でもない場所に潜水艦が来ていたのかという点です。そして生き残ったセウォル号の乗組員は、なぜ口をつぐんでいるのか?

   私は、半島情勢に詳しい専門家である別の知人に尋ねたところ、驚愕の情報を教えてくれました。それはなんと、韓国領である済州島に中国が軍事基地を作ろうとしており、アメリカの潜水艦はフォーイーグルを利用して、その様子を監視していたのだろうというのです。

   その情報によると、朴大統領は中国のハルピン駅にどうしても安重根像と慰安婦像を建てたがっており、その見返りとして中国に済州島を差し出したそうです。しかし一体なぜ、そんな銅像を建てるだけのために、朴大統領がそんな取引をしたのか気になるところです。その前に、どうしてセウォル号が沈められなければならなかったのか、その理由を明らかにしておきます。

   あの沈没事故があった当時は、中国と韓国の合意を受けて済州島での中国軍基地の建設が始まっていた頃であり、実は問題のセウォル号にもそのための物資が積まれていました。しかもその中には建設機材だけでなく、ミサイルなども含まれていたという話です。当然、アメリカはそのことを知っていました。つまり、客船と潜水艦による衝突は偶然の事故ではなく、アメリカからの「警告」だったのです。

   ここで話を、朴政権前の李明博(イミョンバク)政権の時代へと巻き戻します。
   この頃、アメリカははっきりと韓国を見捨てる方向に政策を転換し、その方針はオバマ大統領から李大統領へ明確に伝えられています。もちろんこれはアメリカ政府の総意などではなく、オバマ大統領を後ろから操作する「本当の支配者」の総意です。つまり彼らは、すでに彼らの手足として働く金融資本家を使って韓国の富をすっかり吸い上げており、奪うものがなくなったので国ごと消滅させることに決定したわけです。

   そして北朝鮮が南進して南北統一が成立し、韓国は消滅します。
   半島統一後、高麗連邦として生まれ変わった朝鮮と日本が連携すれば、中国をけん制する有力な対抗馬になると見越してのものです。ですから朴槿惠(パククネ)大統領が就任した時には、韓国の消滅がすでに決まっていました。それを承知で彼女は大統領になったのです。ちょっと駆け足の説明でしたが、この経緯は前著『いよいよ「超霊的パワー」が世界を開放します』(徳間書店)で詳しく解説しているので参考にしてください。

   つまり、韓国の消滅がすでに決まっていて、最後の幕引きをする役割として朴さんは大統領に就任したのに、一方でアメリカに隠して中国と密約を交わし、済州島に中国軍の基地建設を決めた朴大統領に対してアメリカは怒り、「出し抜いたつもりだろうが、全部わかっているぞ」という警告のために、セウォル号を沈めたのではないでしょうか。

   アメリカの潜水艦はセウォル号の進路に立ちはだかるように浮上したはずです。
   その時、正面衝突しないように、潜水艦は完全に船体が海面に出ない水面ギリギリのところにいたのでしょう。セウォル号の船底にこすったような傷があっただけで穴はあいていません。狙いは「舵」だったのです。船体を完全に破壊してしまうと衝突事故だということが露呈してしまいますが、舵だけ壊すなら単純な自損事故を装うことができます。

   しかも甲板にいた乗組員には海面に潜んでいた潜水艦の船体は見えなくても、海面から飛び出した艦橋は見えていたはずですが、救助後に全員逮捕されてしまったので、マスコミなどが証言を聞き出すチャンスはほとんどありませんでした。事故の真相に気づいた政府が、あわてて口封じをしたのでしょう。

朝鮮半島が中国の支配下からやっと開放される

   韓国の消滅は不可避です。
   このままいけば2015年中には、朝鮮半島統一への動きが明らかになってくるでしょう。朝鮮半島統一を成し遂げた北朝鮮は、高麗連邦を新たに発足させ、日本と共闘を結んで中国に対抗することになります。冷静に考えるならば、韓国の人々にとってもそのほうが好都合ではないでしょうか。考えてもみてください。「反日」をやって得をするのは一体誰でしょうか? 少なくとも韓国国民ではありません。

   そろそろ韓国の人たちも、自分たちがどこの誰から操作されているのかに気づいてもいいころです。一体なぜ、反日などやらされているのか? 日本と韓国を仲たがいさせようとしているのは誰なのか? 半島が北と南に分断されていて都合がいいのは誰か? そもそも一体誰が、朝鮮半島の分断を仕掛けたのか? すべては明らかで、ここで改めて言うまでもありません。

   韓国は必死になって中国に擦り寄っていますが、これまでの中国の冊封(さくほう)国として紀元前3世紀から近代まで、毎年、黄金や牛馬や美女を献上させられていたことを忘れてしまったのでしょうか? そんな奴隷状態から救ったのは、誰あろう日本です。1895年に日清戦争で勝った日本が朝鮮の独立を清に迫り、その結果、近代国際法に基づく独立国家として大韓帝国が朝鮮半島に誕生したのです。

   こうして考えると、アメリカの謀略に足をすくわれ、戦争に敗れながらも、日本が残置国家・北朝鮮を大陸に残した意味が理解できるでしょう。そして戦後、中国とアメリカの策略によって朝鮮半島は南北に分断されました。そしてようやく、その「くびき」が外れようとしています。北朝鮮によって半島が統一され、高麗連邦が樹立される。これは韓国の人たちにとって決して悪い話ではなく、ようやく中国から開放されて、半島に夜明けがやって来ることを意味するものなのです。



      ついに来たその時!
   book 『神仕組みの号砲が響き渡ります』 田村珠芳著  徳間書店

0 件のコメント: