ページ

2014年11月3日月曜日

1ドル113円接近

円が更に売られており、1ドル113円に接近してきています。

また金価格は急落しており1オンス1160ドルを割り込む動きをしており、ここを大きく割り込むような動きとなれば、1オンス1000ドル割れを完全に視野に入れてきます。

円相場は年末にかけて1ドル130円から150円を目指すのかも知れませんが、1ドル100円の時からしますと、日本が3割から5割安く売られることになり、外国人、特に中国人からすればまさに日本で購入するものはバーゲンとなります。

対外資産を保有する人からすれば年末に130円から150円になればそれだけ円での評価額、手取り額が増えることになります。
ところが対外資産を保有していない者からすれば、円安分だけ貧乏になることになるのです。

この差は極めて大きく、今後日本売りが本格的に始まれば、対外資産を保有する富裕層と一般層の格差は絶望的なレベルにまで拡大します。

そして今はまだ動いていない《国債売り》が起これば、後は円はフリーフォール状態になり、国債売り、円売りになり、日本破綻へ一直線となります。


nevada_report at 09:19|Permalink│ 4拍手

新橋の33年間続いた店の閉店と景気

新橋で33年間続いたというスロットマシン店が閉店したという貼り紙がありました。

銀座もそうですが、新橋にも不況の嵐が吹いているのです。

新橋は一般サラリーマンが集まる場所であり、パチンコ店やスロットマシン店も多くありますが、知るだけでスロットマシン店は二軒潰れています。

サラリーマンが生活費に余裕がなくなり、娯楽にお金を使えなくなってきているのですが、その理由は賃上げより物価上昇分が上回り、かつ消費増税もあり購買力が大幅に落ちているからなのです。
国民が貧乏になってきているのです。

次に潰れるところは、外食産業からでしょうが、株価の動きをみていますと、大手スーパーの一角が経営危機を迎えているようにも見えます。
傘下のコンビニの不振もあり、赤字決算を発表し金融機関が断を下せば経営破綻するかも知れません。

突然の日銀金融緩和はこの衝撃を和らげるために事前に仕組んだものかも知れません。


また、この12月には消費税増税をめぐる混乱が予想されており、これを受けて年末に向けて円相場の大変動も噂されていますが金融緩和の効果も長くて2ヶ月ほどでありこれからしますと12月となります。
今回の金融緩和が経済成長に与える影響はさほどありませんが(あれば前回のバズーカ砲で既に出ています)、円安が更に進めば輸入関係企業は円での支払いがかさみ、資金繰りがつかず倒産する中小企業も多く出てくるはずです。

年末にかけて中小企業を中心にした景気は極めて厳しい状況になるかも知れません。

0 件のコメント: