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2014年10月18日土曜日

いつもの インサイダーの株価操作

アメリカ経済はつい先月(2014.9月)まで堅調だとマスコミは報じていた。
NYダウは上昇し続けていた。
それが今月(2014.10月)になって急に景気悪化と報じられるようになった。
NYダウは昨日(2014.10.15日)も急落した。

日経平均株価も先月末に年初来高値を更新した。
ところが今月になって急落している。

上げて落とす。落として上げる。そしてまた落とす。
いつものことだが、これは自然な上下動とばかりとは言い切れない。
株価はこのような動きになるように統制されている。

日本株を買っているのはアメリカを中心とする外国人投資家である。
彼らは、株価をつり上げて買いが集まったところで売り抜ける。それを知らない一般投資家はもっと上がりそうだと、株を買い込む。
上がると思った株価はどんどん下落し、その結果大きな損失を抱え込む。

また外国人投資家は、逆に株価を落として売りが集中したところで買う。
それを知らない国内一般投資家は、下落する株価を見て恐怖におそわれて株を売り、
売った途端に株価が上昇するのを見て、地団駄を踏んで悔しがる。

どこがトップで、どこがボトムか、端からはわからないが、
彼ら外国人投資家は決してそうとばかりは言い切れない。

インサイダー取引は至る所で行われている。
アメリカのウォール街には国際金融の情報が集中している。
彼ら外国人投資家はいち早くそれらの情報を入手している。
それらがすべて当たるとは限らなくても、
情報量の多さとその入手の早さは、確率論から言えば、勝率を飛躍的に引き上げる。

日本の国内投資家はその餌食になっている。
インサイダー取引は目に見えないところで行われている。
ウォール街の幹部はアメリカ財務省の幹部やFRBの株とツーカーの仲である。
というよりも、かつてのルービンやポールソンのようにウォール街幹部自身が政界の中枢に入り込んでいる。
これで情報が漏れないわけがない。

アメリカのヘッジファンドは、ゴールドマンサックスやシティバンクの隠れ蓑になっているものが多い。
政界 → ウォール街 → ヘッジファンド、このような情報の流れができあがっている。
これはインサイダー取引そのものである。

ヘッジファンドのような外国人投資家には、どこがトップで、どこがボトムかが手に取るようにわかる仕組みになっている。


日本の個人投資家はもちろん、証券会社のような機関投資家でさえ、このインサイダー情報には太刀打ちできない。

というよりも、日本ではインサイダー取引が厳しく禁じられているが、アメリカウォール街はインサイダー情報の宝庫であることには誰も手をつけようとしない。

*: 米格付け会社も、情報操作の一部か又は証券会社とインサイド活動。

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