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2015年2月19日木曜日

モンサントはすごい米農薬・種子企業<本澤二郎の「日本の風景」(1906)

<掲示板で見つけた有益情報>
 掲示板「阿修羅」を眺めていたら、4年か5年前、品川のジムで物知り博士のような人物から、いろいろと教えられたものであるが、その時耳にした「モンサント」が、ふいに目の前に飛び出してきた。世界的な農薬と種子メーカーである。ベトナム戦争で多くのベトナムの人たちが被害を受けた、むごすぎる奇形児を、それでもわが子として大事に育てるベトナムの母親の姿を映像で見たこともある。そう、枯葉剤の開発メーカーだ。人類にとって悪魔企業が、どうやら農薬・遺伝子組み換え種子メーカーとして、各国農業を支配している。無知人間に対して、その貴重な情報を、このブログでも引用させていただく。

<無知は重大な犯罪>
 この恐ろしい悪魔の農薬・種子メーカーに日本の農協や農林官僚がひれ伏して、その害悪を列島に撒き散らしているともいう。遺伝子組み換え種子で莫大な利益を手にしているようだが、その穀物が人間の命に悪影響を及ぼしている。日本どころか、この地球にばら撒いているらしい。どうやら本当らしい。各国の農政にモンサントが影響を与えて、人々の健康を破壊しているのかもしれないのだ。
 北京の友人は大きな野菜を警戒して買わない。「大豆は従来の小さな粒のほうが安全。大きなものは遺伝子組み換えなので危ない」といって買い物上手のコツを教えてくれた。
 当時、物知り博士から「無知は犯罪」と教えられた。本当にそうである。モンサントは悪徳企業どころではないのかもしれない。日本の財閥もこの輪の中にはまり込んでいるらしい。
 「戦争が無くても不健康食品で人間を殺している」という説明は正しい。モンサント農薬とモンサント遺伝子組み換え種子について盲目であってはなるまい。
<国家主義に無知な日本人>
 無知と言うと、国家主義についても同様である。戦前の悪しき政治制度を国家主義という。国民の命を軽視する具体例として、先に二人の日本人の命を奪った安倍・自公政権の中東新政策がそうである。
 ISISによる二人の殺害を口実にシンゾウは、改憲軍拡へと、無知な国民を強引に引きずり込んでいる。国家主義は21世紀の政治制度ではない。これくらいのことは理解できる国民でありたい。
 英語でナショナリスト、ストロングナショナリストは国粋主義である。これをよく理解していないと、気がついたら軍国主義の日本になってしまうだろう。
 安倍支援勢力は、恐ろしい戦前体制へと無知な国民を引きずりこんでいる。無知は自分の命を奪うことでもある。
<やくざに無知な日本人女性>
 最近気付いたことだが、日本人女性は性犯罪に巻き込まれないために、やくざについての理解が必要である。筆者が追及してやまない木更津レイプ殺人事件の被害者は、やくざに全く無知だった。あろうことか、2本の指をつめていた男を「親切な大工」と信じ込んで、自宅玄関の工事を任せて、レイプから性奴隷、とどのつまりは脅迫されて、その衝撃で命を奪われてしまった。

 被害者の友人が「富津出身のハマ0さんは若いころ、大工仕事で指を切り落としたもの」という大嘘を、やくざに無知なため見抜けなかった。木更津は、お隣の富津とともにやくざが跋扈する土地柄である。そこで3本指の男をみて「やくざ」と判断できなかった被害者の無知が、たった一つしかない命を奪われ、地獄に突き落とされてしまった。
 悪辣なレイプ犯逮捕を黒木・千葉県警本部長に陳情したばかりである。
 日本人女性、特に美人は「刺青を見なければやくざと判断できない」というようでは人間失格だろう。日本人女性は、やくざ知識が必要不可欠である。
<誰も知らない財閥支配の日本>
 日本の真の支配者が誰であるかを、ほとんどの日本国民は知らない。外国の研究者も全くわかっていない。「日本は民主的な国」と信じ込んでいる日本人が少なくない。
 実際は全く違う。筆者ひとり「財閥支配の日本」と叫んできている。日本政治の研究から導き出した結論である。100%間違いない。
 机上の空論ではない。日本経済を徹底して研究してきた人物は、筆者の見解に同意できるだろう。だが、ほとんどは口を開かない。財閥の世話になって生活しているからである。
 財閥の正体がわからないと、日本は見えてこない。筆者は幸運にも、20年の政治記者生活とその後の政治評論活動を経て体得できた幸運児である。
<以下に貴重なネット情報を引用>

かつてアインシュタインが「ミツバチがいなくなれば、わずか二年で人類は滅びるだろう」という予言があったが、ここ数年、全米の養蜂家のミツバチの36%(数十億匹)が「謎の失跡」をしている。死骸が全く発見されないらしく、日本では「現代のミステリー」として報道されていた。原因は不明だが、結果として、彼らがいなくなり「食糧パニック」というかたちで我々に深刻な影響を及ぼした。世界の米価格は217%、小麦は136%、トウモロコシは125%、大豆は107%まで高騰した。一番打撃を受けたのは、小麦やトウモロコシ、米を主食とする国の人たちで、バングラデシュ、フィリピン、インドネシア、カメルーン、コートジボアール、エチオピア。ハイチ、エジプトでは死者も出るような暴動と発展した。
「食糧パニック」の理由をCNNがレポートしていたので紹介する。
EPA(アメリカ環境保護庁)は公開を避けているが、
「食糧パニック」の主となる原因は1990年代に発売され、いまや農薬として広く使用されている「ネオニコチノイド」という殺虫剤。この薬は、犬や猫の首筋に数滴垂らすだけで、ノミやダニを寄せ付けないという劇薬で、ミツバチの場合は、中枢神経と方向感覚が麻痺し巣に戻れなくなり死に至るのだ。早くからこの薬の危険性は指摘されており、フランス、ドイツ、イタリアでは使用禁止だ。一方、アメリカを始めとするほとんどの農業国では広く使用されている。「ネオニコチノイド」を開発したのは「モンサント」という化学薬品メーカー。あのベトナム戦争の「枯れ葉剤」を開発・製造していた企業であるといえば理解しやすい。現在「モンサント」は、GMO(遺伝子組み換え植物)開発に成功し、世界最大の種子メジャーに変貌している。
「モンサント」社のやり方は、長年農薬付けにされているアメリカなどの大規模農場では、唯一「枯れ葉剤耐性遺伝子」が組み込まれている「モンサント」のGMO種子しか育たない。そして毎年モンサント種子は一代で駄目になるため、毎年購入する必要がある。インド、メキシコ、アフリカ諸国の農業従事者は、借金のために土地を奪われるなどの悲劇も生まれており、まさに「モンサント」の奴隷となってる。
詳しくは「モンサントによって世界の伝統農業が破壊されるTheWorld According to Mnsanto」(仏ARTE-TV)でレポートされている。一番徳をしたのは誰か?
穀物高騰により巨万の富を得た「アメリカ穀物メジャー」とGMO種子により世界の農業を奴隷化する「モンサント」社である。
TPP会議などで作物自由化の話がでているが、日本の未来を描けない政治家・官僚が決議してゆくのが何よりも怖い。我々には拒否権はないのだろうか。
2015年2月15日記  

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