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2014年1月24日金曜日

H&R スピード・チィーム物語

1960年代は、アメリカ模型界の熟蘭期でした。

Bill Wisnieskie(後にK&Bに採用)FAIクラスの世界チャンプ、同時期に Bob Lauderdale・Bob Carpenter・Chuck Schuette・Roger Theobald・Arnold Nelsonなどがいます。

Lauderdale(アラバマ州・ハンツヴィル)を除けばおおむね南カリフォルニア在住で、サン・フランシスコ北のナパ(ワインの産地)やフェアーフィールドで2人のスピード屋がH&R Teamで、
モノラインのTwist-UnitやRattler 29・15 エンジンを開発しました。
29は、K&B のC/ケース(初期)とシャフト・ローターを使い、タイガーのP/Sを嵌め、メタン60%で168マイル時最速。ケース頭部が割れるので、自作キャスティングに変更。

Bill HustedとLuther(Luke) Royです。
        
 

パイロットは、Luke、 ニードルマンはBillでマシンワークと機体製作そして すべてダーリーを使わずモノラインで手投げ発信でした。 恐ろしきアメリカンです。両人はもともと南部ルイジアナ州出身で空軍に入隊後
最後の?Travis Air Base’(Fairfield)で出会いチィームアップします。

Lukeは現在でも(76歳)現役で過去にはFAIとジェットも飛ばし、Napaのカレッジで工作機械のインストラクターを務めています。当方滞米中1970年代後期MercedでChuck Shuette等と共に会いました、気のいい南部人で、本人のRossi15FIが回らないとぼやいて居ました。

Napaは、イタリアを思わせる雰囲気と街並み、旨い料理(イタリア系移民)と渓谷で寒暖の差によりワイン(赤)が出来、グライダー専用飛行場も有り、JALの飛行訓練所有り。
因みに、上記のWisnewski/Lauderdale/Schetteは、Northrop Institute of Technologyを同期卒業、Lauderdaleは、Jet機のThrust Reverser 開発者です。

以上、
機会を見て、Bob Lauderdale・Glen Lee・TMのDon Jehlikを語ります。



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