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2015年8月2日日曜日

生きていくのに大切なこと。

車で走っていると、よくヘビの轢死体を見ます。

今年はすでに4匹見ました。

そういうとき、わたしはしみじみと「もう生きることに苦労することがなくなってよかったね。苦しまずに一瞬で死ねてよかったね」と思うのです。

ペットや保護されている動物以外の動物は、敵から身を守ることや餌の心配をして一生を終えるのかと、可愛そうに思えて涙が出ることがあります。

ほんとに、生きることって大変なんだと、あらためて思い知るのです。


以前、犬と農道を散歩していたとき、田んぼの中で、子どものヘビがず~っと背伸びをしながら、これからどうして生きていけばいいのだろうという感じで不安そうにボー然としているのを見たことがあります。

近所のおじさんが、ヘビがカラスに襲われて、目を突かれて殺されるところを見たと言っていましたが、カラスが狙うのです。




国民もこれからどんどん生活に追われて、一日の食べ物に苦労する日が来そうです。

戦争体験者の苦労話を実体験する日がもうすぐそこに迫っているように感じます。

政治が国民生活を切り捨てて戦争準備に熱中しているからです。

防衛予算が5兆円を超えました。


知らない町を歩いていると、時代に取り残されたような一郭をよく見かけます。

表通りから路地を覗くと、両側にいまにも崩れそうな長屋が並んでいて、戦前の空気がまだそこに澱んで滞留しているような錯覚さえ覚えます。

そこに住む人たちは、公団住宅やアパートやマンションの建設ラッシュを見ても、自分とは関係ないと思って生きてきたのでしょうか。

高度経済成長から取り残された人たちがたくさんいることを知りました。




今、公明党と創価学会の関係がぎくしゃくしているようです。

わたしが、以前は毛嫌いしていた学会に対して少しずつ見る目が変わってきたのは、政治の目が届かないところ、政治の手が差し伸べられないところの空白を学会が埋めてきたのではないかと思うようになってきたからです。

貧しい人たちや何よりも孤独な老人にとっては、宗教や組織の闇などは関係なく、そこに属しているということでどれほどの安心感を得てきたことだろうと思うからです。

困ったときに相談できる人、助けてくれる人が傍にいてくれることがどれだけ有難いことか、為政者には分からないでしょうね。


これからは、どんなに地位があってもお金があってもそんなものは何の頼りにもならないことがハッキリ分かる時代になるでしょう。

そういうときに、何がイチバン大切かということを日本人は早急に学習する必要がありそうです。

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