ページ

2014年10月13日月曜日

仮想現実化が進む世界経済

2014年10月8日   田中 宇

この記事は「ユーラシアは独露中の主導になる?」(田中宇プラス)の続きです
 マスコミ報道によると、米国が対露制裁を強めて以来、ロシアからの資金流出が続き、ロシア経済が危険な状態になっている。今年の上半期、ロシアから740億ドルの資金が流出した。ドルやユーロに対するルーブルの為替下落に歯止めがかからず、ロシアの中央銀行は為替市場への介入によって2日間で17億ドルも使ってしまった。 (Russia Spends Up to $1.75 Billion in Two Days to Buoy Ruble
 ロシアだけでなく欧州も危ないと報じられている。IMFは、ユーロ圏の経済が不況に陥りそうだと警告を発した。ドイツ銀行は、ユーロの再弱体化とドルの強さの維持によってユーロが下がり、今の1ユーロ=1・27ドルの為替が、2017年に1ユーロ=0・95ドルまで下がると予測している。 (IMF sees risk of new eurozone recession) (Euro to fall below parity with dollar by 2017: Deutsche
 ロシアやEUの経済悪化が報じられるのと対照的に、米国に関しては、ドルや米国債が持つリスクを示す金利やインフレ率が、今後もずっと低いままだという予測が流布している。 (Inflation's Not The Only Way Easy Money Destroys Wealth) (Bond King Bill Gross' Next Act
 こうした、露欧が悪化するが米国は悪化しないという方向を示す報道を集めると、前回の記事で書いた、米国の経済覇権が崩壊してユーラシアがEU(ドイツ)・ロシア・中国の主導になるという予測が間違ったものに見えてくる。「田中宇は、世界が多極化すると思い込んでいるので、世界に対する見方が間違うのだ」といった、以前からある私に対する批判がちらつく。 (◆ユーラシアは独露中の主導になる?
 しかし事態をよく観察すると、別の状況が見えてくる。たとえば昨日FTが出した「資金調達難の危機に瀕するロシア企業」と題する記事は、題名こそロシアの危機を語っているが、中身を読むと、ロシアの大企業は再来年まで資金難になりそうもないと書かれている。ロシア経済を支えるのは石油ガスだが、ロスネフチやガスプロムといった大手の石油ガスの国有企業は、中国と長期の輸出契約を結んでおり、米国から経済制裁を受けても、ずっと先まで資金の獲得に困らない。露政府は、石油ガス国有企業の儲けを使って、石油ガス以外の分野で米欧に経済制裁される企業の損失を補填する計画だ。露企業の多くは、今年と来年の分の運転資金をすでに調達しており、困るとしたら再来年からだという。 (Russian companies face credit crunch danger
 昨今のように世界経済の先行きが不透明な時に、再来年にどうなるかという予測は、的確さに疑いがある。米国こそ、今年QEをやめた後の金利動向が不確定で、再来年まで金融が持つかどうかわからない。債券の神様と言われた米投資家のビル・グロスは「米国の金利はこの先もずっと低いままだ」と断言しているが、正確には「米連銀と金融界の延命策が成功している限り金利はずっと低いままだが、失敗すると金利高騰、金融破綻だ。どちらに転ぶかわからない」である。 (Gross PIMCO Exit Sparks Record Liquidations In Short-End Of Yield Curve
 プーチンのロシアは、エネルギーの長期安定確保を望む中国に対し、比較的安価に石油ガスを長期供給することで、同時に自国の長期的な収入源の確保を実現する戦略を確立している。米国がロシアを経済制裁してもこの枠組みは壊れず、米国がロシアを経済破綻させることはできない。プーチンは、ロシアにとって一番大事な国は中国だと言っている。中国は余裕資金を多く持っている。米国自身、巨額の米国債を中国に買ってもらい、覇権維持を中国の余裕資金に依存している。米国が中国の資金を攻撃して枯渇させれば、ロシアに入るはずの資金もなくなり、ロシアを破綻させられるが、中国の資金で米国債を買ってもらっている以上、それができない。 (Europe still a key partner for Russia, but China a priority - Putin
 中国の資金は、ロシアだけでなく欧州にも流入し続けている。2011年に米英投機筋が南欧の国債先物市場を攻撃してユーロ危機を起こした後、米国の資本が大量に南欧諸国から逃避したが、その穴を埋めたのは中国資本だった。イタリアやギリシャなどでは、中国資本が国家経済の維持に不可欠な存在になっている。 (China swoops in on Italy's power grids and luxury brands
 中国からEUへの直接投資は、2010年に61億ユーロだったが、12年には270億ユーロに急増した。米国勢が金融破綻させて資金を引き上げて価値が急落し、安値感が出た南欧諸国の企業や不動産などの資産を、中国の国有企業や民間投資家がこぞって買った。米国は、EU統合を阻止する策として、今後またユーロ危機を再燃させるかもしれないが、それは中国がEUの資産を安値で買いあさり、EUがロシアと同様に中国との関係を強化して生き残る多極化の道に入ることにしかつながらない。多極化は空想でない。マスコミが系統的に報じないので人々が気づかないだけで、粛々と進んでいる。 (Chinese investors surged into EU at height of debt crisis
 最近「ロシアがもうすぐ経済破綻しそうだ」「ユーロはもうダメだ」「中国もいずれ経済破綻する」「ドルだけは永久に安泰だ」といった、国際マスコミによる経済分野の仮想現実の創造が拡大している。日本では昨年から「アベノミクスは日本経済を良くする」という歪曲報道が席巻した。従来、仮想現実の創造(善悪の歪曲)は「サダム・フセインがいかに極悪か」「中国やロシアは独裁で悪い」「米英は常に正しい」といった政治面が中心だったが、米国の金融システムの潜在危機が増した最近は、経済記事の仮想現実化が強くなっている。 (逆説のアベノミクス
 仮想現実を見せられた人々は、それが現実と思い、露中や欧州から投資を逃避させ、その結果、仮想現実が本物の現実になるかもしれない。しかし、ユーロは11年以来もうダメだとずっと言われてきたが破綻していないし、中国もいずれ破綻すると言われながら破綻していない。今回書いたように、ロシアもたぶん破綻しない。仮想現実は本物の現実にならず、ずっと仮想の存在だが、人々の多くは延々と騙され続けている。
 国際マスコミが仮想現実化の傾向を強めていることは、国際マスコミの報道を重要な情報源としている私にとって、分析作業を難しくしている。それぞれの報道がどの程度の歪曲誇張を含んでいるか判断が難しい。全体として近年の報道は、米国の覇権維持のため、米経済の健全性を過大評価し、中露など新興市場やEU経済の危険性を過大評価する傾向がある。しかしその一方で、中露など新興市場が脆弱さを持っているのも事実で、どこまでが歪曲でどこからが事実か、判断が難しい。
 たとえば、アルゼンチンの国債デフォルトの問題について私は、新興市場諸国がドルのシステムから追放され、非ドルのBRICSシステムの傘下で再生するシナリオでないかと推測した。今夏、デフォルトしたアルゼンチンを中露の首脳が相次いで訪れ、未開発の石油ガス田の利権を中露が開発するのでないかという話がながれた。これは、多極化や非ドル化の動きになるが、そのような流れになるのか、それとも単にアルゼンチン経済が破綻して終わるのか、まだ見分けがつかない。そうこうするうちに、南米ではベネズエラも国債破綻に瀕している。 (◆米国自身を危うくする経済制裁策) (Argentina Goes Full-Venezuela - Plans To Regulate Prices, Profits, & Production


 今回紹介したFTの記事のように、題名と中身が食い違っていると、マスコミが歪曲したい方向性と、歪曲しきれない現実の両方をかいま見れるので参考になる。その意味でFTは比較的良心的だ。半面、NYタイムスなど米国のマスコミは、最初から最後まで仮想現実で貫く傾向が強く、参考にならないことが多い。なるべく多くの分析を読むことで、多くの報道文の中の「ぶれ」を見分け、報道の中の歪曲を見つけていくしかない。

2014年10月10日金曜日

ワシントンの更なるウソ

2014年9月30日
Paul Craig Roberts
香港:
香港で何がおきているにせよ、欧米の紙媒体やTVで報道されていることとは全く無関係だ。こうした報道は、抗議行動を、民主主義に対する要求と、横暴な中国政府との間の紛争だと歪曲している。
ミン・チュン・タンが、代替メディア、カウンター・パンチで、抗議行動は、1パーセント以外の全員の将来を破壊しつつある、ネオリベラル経済政策に反対するものだと言っている。言い換えれば、抗議行動はアメリカのオキュパイ運動に似たものだというのだ。
もう一つの説は、キエフでと同様、またしても騙されやすい欧米化された学生が、CIAとアメリカ政府が資金援助しているNGOによって組織化され、抗議行動が香港から中国の他の都市に広がるのを期待して、街頭に動員されているというものだ。中国はロシア同様、自国内でワシントンが活動し、第五列を作り出すのを認めてしまう上で極めて不注意だった。
ISIS:
アメリカ国民は永遠に騙され続けるのだ。あの“任務は達成された!”という戯言を覚えておられるだろうか。唯一達成された任務は、軍安保複合体を儲けさせ、アメリカ警察国家を作り上げたことだけだ。8年間、アメリカ軍がイラクをたたき潰したあと、最後の前線記者の一人、パトリック・パトリック・コバーン、はこう語っている。“ISISはバグダッドの門口にいる.”
ISISとは一体何だろう? 様々な説がある。ワシントンや、その傀儡諸国による説の一つは、それは人々の首を切り落とす、欧米にとって悪魔のような脅威だというものだ。
中東の各政権を打倒するという、ネオコンの計画を遂行している、CIAが採用し、資金を与えた工作だ、という別の説もある。
私のとりあえずの説は、ISISは、第一次世界大戦後、欧米植民地主義者達がオスマン帝国の領土を奪った後に、イギリスとフランスが作り出した人為的な国々に暮らすのがいやになったのスンナ派で構成されているというものだ。連中は、スンナ派とシーア派の間の紛争を支配するために弾圧を利用する多数派シーア派やら非宗教的な独裁者に、弾圧されているのがいやになったのだ。連中はアメリカ人やヨーロッパ人に、殺害され、略奪され、強姦されるのがいやになったのだ。連中は強制退去されられるのがいやになったのだ。連中は現代の技術によって自分達に押しつけられる不道徳な欧米文化がいやになったのだ。イスラム国は、ヨーロッパ人が作った人為的な国境をひきなおしており、欧米の物欲中心主義や性的放埒さという道徳的退廃が無いイスラム教政府を作ろうとしているのだ。
要するに連中は、あれこれ命令され自分達の文化が抑圧され続けるのがいやになったのだ。
騙されやすいアメリカ人納税者、つまりISISとは違い、どんな税金でも進んで払う国民から巻き上げられた、イラク軍訓練用としての膨大な金額の金は、訓練契約を得たアメリカ企業の金庫に丸々流れこんだ。パトリック・コバーンが報じている通り、アメリカが訓練し、武器を与えたモスルを防衛するイラク軍は、名目だけは、60,000人と、攻撃側勢力より遥かに多いが、実際にいるのは、三分の一だけだ。それ以外の連中は、給料の半分を幹部に袖の下として払い、家にいたり、もっと実入りの良い仕事をしている。イスラム国が攻撃すると、イラク軍は崩壊した。
アフガニスタン:
アフガニスタン新“大統領”は、腐敗したカルザイですら、同意しようとしなかった、ワシントンの要求に同意した。新たなアメリカに買収され、給料をもらう傀儡大統領は、アメリカ軍兵士のアフガニスタン駐留に同意したのだ。これに関するタリバンの言い分を、やがて聞けるだろう。
エボラ:
既にアメリカ最初のエボラ症例がおきている。テキサス州ダラスの病院に入院している人物が、エボラを、リベリアからアメリカへ持ち込んだ。アメリカ疾病予防管理センターCDCは、ウイルスは、ISIS同様に封じ込めることができるので、誰も危機にさらされてはいないと言っている。これがどうなるかは、まだ分からない。ワシントンが発してきた長年の真っ赤なウソのおかげで、既に多くのアメリカ国民は、エボラの輸入は それ以外の人々を破滅させて、国を自分た達のものにするという、1パーセントの計画の一環だと信じている。
1パーセントの為にだけ尽くし、それ以外の人々には、果てしのないウソと虚報を与える政府とマスコミから出る結果は、そういうものだ。
----------

大本営広報、自然災害や個人による奇矯な出来事の報道は熱心だ。宗主国や、傀儡政治家の人為的破壊行為は、静かに黙認するか、元気に支援する。
自分の偏狭さを悲しく思うが、香港のオキュパイ・セントラル運動、宗主国が支持を表明した時点で、興味を完全にうしなってしまった。
そもそも、オキュパイ運動そのものもしり切れとんぼ。
宗主国に支持されている自国傀儡政権の政策、ことごとく属国庶民の生活を破壊するものばかりなのだから当然だと個人的には思う。
日本の庶民生活を破壊する宗主国が、ごく小さな金融島の庶民生活を良くすることを狙って、本気で支援する、という不思議な事態、まずありえまい。
単なる「自立要求支持」以外の、別の意図があるだろう。
宗主国、本気で、香港の自立を支持するのであれば、まず先に、沖縄の自立・独立を支持し、静かに基地から去るだろう。
ISIS、ロバーツ氏がいうほど、もっともな理由で動いているとは思えない。
他国はともあれ、秘密法で自由な発言は弾圧され、円安は進み、TPP締結により、非関税障壁をぶちこわされ、医療保健も、農業も、それ以外の市場もみな乗っ取られ、原発再開は促進され、集団的侵略権承認で、砲弾の餌食出征が推進されるだろう。
1パーセントの為にだけ尽くし、それ以外の人々には、果てしのないウソと虚報を与える政府とマスコミから出る結果は、そういうものだ。

日本社会の闇

日本にはスパイ防止法がない。だから、当然のことながら日本にはスパイがうようよしており、中には日本人に「なりすまし」をして活動している人間たちもいる。

日本人ではないのに、日本人の顔をして、日本人の名前を持って、日本人を貶めたり、日本企業の機密を盗み取ったりする「なりすまし」のスパイが日本には山ほどいるのである。

また、背乗り(はいのり)と言って、秘かに日本人の戸籍を盗み取るような言語道断の犯罪的な「なりすまし」もある。

背乗り(はいのり)は、日本社会の中では恒常的に行われてきた犯罪であることはよく知られている。スパイは自分の身分を隠蔽する。

国籍を隠蔽し、名前を隠蔽し、何食わぬ顔をして日本人になりすまして活動する。北朝鮮のスパイがこうした背乗りを日常的に行っていたことも知られるようになっている。

今後、「なりすまし」と「背乗り」が日本の大きな問題になっていく可能性が非常に高い。なぜなら、現在、日本で起きている犯罪の多くが「なりすまし」と「背乗り」が基本になっているからである。


「なりすまし」しているスパイが跋扈している


まだまだ日本の裏側で「なりすまし」しているスパイが跋扈していることは知られていない。そもそも、「日本に夥しいスパイがいる」ということですらも知られていない。

あなたの隣にいる同僚も日本人のフリをした外国人スパイの可能性があるのだが、日本人はまったくこのようなことを意識したことがない。

スパイと言えば映画の007のような派手な立ち回りをする人間のような印象が強いかもしれない。あるいは、リヒャルト・ゾルゲのように政財界の中を華麗に泳ぐ人物を思い出すかもしれない。

そういった印象を持っている人は、まさか普通の生活、普通の言動をする「何の変哲もない人」がスパイの本質であるというのは疑いもしない。

しかし、本来のスパイというのは無色透明の存在である。

目立たない方がいい。その国の国民の中に紛れ込んで見えなくなることが望まれており、そんな「普通の人」を演じることによって長く諜報活動を続けることが可能になる。

普段はスパイ活動などまったく行わず、ある時に本国の指示で突如として動き出す「スリーパー」と呼ばれるスパイですらもいる。こういった人物は十数年に渡って「普通の生活」を淡々と続けている。

こういったスパイが日本に「なりすまし」「背乗り」で大量に紛れ込んでいる。

主な国籍で言うと、中国・北朝鮮・韓国の3ヶ国がこの手法を使う。人種が似ているので、いったん日本の戸籍、日本名を名乗られると、見分けが付かないからだ。

「背乗り」という言葉すらも日本社会ではタブー


すでに日本の政界、財界、教育界、宗教界、芸能界、報道界は、その多くが中国・北朝鮮・韓国の謀略で乗っ取られていることはよく知られている。

そのため、この「なりすまし」「背乗り」問題は、大きく報道されることは絶対にない。この問題が暴かれると、自動的に乗っ取りが暴かれることになるのだから、報道界も絶対に大きな問題として扱うことはない。

そもそも、朝日新聞を見ても分かる通り、多くの記者が「なりすまし」の可能性もある。その問題を暴くということは、自分たちの「なりすまし」も問題になるということなのである。

多くの日本人は、この「なりすまし」と「背乗り」の問題が日本社会をひっくり返すようなインパクトを持っていることをまったく知らない。

この問題が表側に浮上したとき、「この人は日本人ではなかったのか」「この人はスパイだったのか」と驚愕の事実が次々に明らかになる。

そうなったとき、日本社会は場合によっては大混乱に陥る可能性すらある。

あの政治家、あの弁護士、あの有名人、すべてが日本人ではなかったということが明るみになる。そして、日本人ではない人間が日本人のフリをして日本の中枢に居座っていたことも明らかになる。

日本人が日本を支配しているのではなく、乗っ取られていたことが白日の下にさらされるのだから、「なりすまし」を大きく扱うというのは、現在の日本の中枢を破壊するほどのインパクトになるのである。

だから、この巨大な闇はずっと隠蔽されたままであり、これからも隠蔽され続けることになるだろう。「背乗り」という言葉すらも日本社会ではタブーなのである。

それは、日本が抱える超巨大な「闇」である


背乗りと言えば、日本を揺るがせている慰安婦問題に火をつけた人物「吉田清治」という人間もまた背乗りだったのではないかという疑念も出てきている。

吉田清治はペンネームで、その本名は吉田雄兎(ゆうと)であると記載されている。

しかし、この吉田雄兎の名前が記載されている門司市立商業学校(当時)の卒業生名簿には「死亡」とあって、この男は「すでに死んだ男」だった。

死んだはずの男がなぜか生きていて、満州国地籍整理局に勤めていたり、中華航空上海支店に勤めていたりしていたことになっている。

しかし、その職場でも吉田雄兎を知っている人間は誰もいなかった。法政大中退とあったが、法政大にも在籍記録がなかった。さらに戦後から1970年まで、この男がどこで何をやっていたのかまったく誰も知らない。

その上、この男は24歳のときに李貞郁(リ・ジョンウク)という20歳の韓国人を「養子」にしているが、24歳の独身の男が、20歳の韓国人をいきなり養子にするという不自然で荒唐無稽なことが実際に行われていた。

しかし、あなたは大手メディアでこの男が「なりすまし」や「背乗り」をした何者かであるという報道を見たことがあるだろうか。背乗り疑惑が濃厚であるのに、絶対にそれは表では明らかにされることがない。

なぜ、大手メディアは「吉田清治」という人間の日本人なりすまし、背乗り疑惑を追及し、問題にしないのか。

言うまでもない。そんなことをして「背乗り」に焦点が当たってしまったら、大変なことになってしまうからだ。背乗りが日本社会で蔓延しているという「闇」が明らかになると、日本社会がひっくり返ってしまう。

だから、「なりすまし」と「背乗り」の問題は、日本社会が決して触れてはならない巨大で深い闇として、今も隠され続けている。

しかし今、この吉田清治がクローズアップされることによって、背乗り問題そのものも表側に浮上しようとしている。日本の抱える大きな闇は、暴かれていくのだろうか?

吉田清治。背乗り疑惑があるが、背乗りは日本社会の巨大な闇である。
この問題は日本社会から注意深く隠蔽され続けてきた

血液サラサラの薬「ワーファリン」の重大な副作用を医者は知らなかった!

今、当方の、通院により、主投与されている薬を調べました。

転載:

医者というと、処方する薬の知識は専門家というのが一般のイメージ。
しかし、現実は違うようです。
 
脳血管の血栓が原因の脳梗塞などの治療、再発防止には、血液サラサラ剤が投与されます。
その薬は半年から1年後に、体内の脂肪細胞の壊死に至る副作用があるので、注意ください。
(もちろん、ならない人もいます。)
脂肪とは、皮下脂肪。 肌が水分を抜かれて干からびたように変質してきます。
女性の場合、乳房の壊死により切除に至るケースもあります。
 
重大な副作用になる確率はしりませんが、
肌の具合に変化があっても普通、まさか飲んでる薬が原因とは思わないでしょうね。
 
私はある知人に、このことを教えて、その人の主治医に確認してもらったのですが、
まるで相手にされなかったようです。
もしかしたら、
知っていても、薬を使うことで製薬メーカーから賄賂をもらえるのかもしれません。
よくわかりません。
 
ワクチンの毒と同じで、専門家はあてになりません。高い報酬をもらっていながら。
 
参考意見:

「ワーファリン」の重大な副作用を医者は知らなかった
>半年から1年後に、体内の脂肪細胞の壊死に至る副作用
単にその医師が不勉強なだけじゃないか
薬を処方されたら、必ず、医師に副作用を確認の上、
添付書を読んでググル習慣をつけた方がいい
http://www.qlife.jp/meds/rx9760.html
http://www.eisai.jp/medical/products/warfarin/proper-use/
Ⅵ-3.皮膚壊死
ワルファリンによる「皮膚壊死(皮膚および脂肪組織の変化)」の副作用が報告されている。この副作用について以下
に概説1)する。
壊死は局所血栓に関係すると思われ、一般に抗凝固薬療法開始から数日以内に生じる。重篤な壊死の症例では、壊死が
生じた組織、肢、乳房または陰茎の切除または切断による治療が報告されている。壊死の原因となる基礎疾患がないかを
慎重に診断する必要がある。壊死発生の原因としてワルファリンが疑われる場合にはワルファリン療法を中止する必要が
あり、その際には抗凝固薬療法としてヘパリンの使用を検討する。壊死に対し各種の治療が試みられているが、有効な治
療法はみられていない。
ワルファリンの投与開始初期に一過性の過凝固状態になる場合がある。
このため微小血栓を生じ、皮膚や脂肪組織が壊死に陥る。
ワルファリン投与によってビタミンK 依存性抗凝固因子のプロテインC が急激に産生抑制される2,3)。

先天的な凝固抑制物質のアンチトロンビン欠損ないし異常を有しており、元来血栓を起
こしやすい患者3)。

先天的な凝固抑制物質のプロテインC やプロテインS 欠損ないし異常を有し、元来血
栓を起こしやすい患者4,5)。
発生機序
発症し易い患者
③ 抗リン脂質抗体症候群の患者。
発生時期 ほとんどの場合、ワルファリンの投与開始3~6 日以内に起こる。(3~10 日以内との説もある6))
発生部位
この副作用は女性に生じることが多い。その発生部位は(脂肪組織に多く)乳房7,8,9)>大腿部2,3,10)>臀部
2,3,11)>脚12)の頻度である。また、男性6,11,13,14)では胸や性器5,14,15)等で発生した報告がある。
副作用症状
初期症状として有痛性の皮膚の紅斑や潮紅が現れる。次に点状出血が生じ、出血性水疱、皮膚壊死、黒色変化、
痂皮形成に進行する。
組織所見 副作用発生部位の組織所見としては、フィブリン沈着を伴う微小血管に血栓が認められる。
http://www.qlife.jp/meds/rx9760.html
主な副作用として、発疹、紅斑、じんま疹、皮膚炎、発熱、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・頭痛・胸痛・腹痛、黒色便・血便・血尿、歯肉出血・皮下出血 [脳出血などの臓器内出血、粘膜出血、皮下出血など]
・痛みのある平らな赤い発疹、点状出血、出血性水疱 [皮膚壊死]
・吐き気や嘔吐、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害、黄疸]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

以上

ノーベル賞のニュースに狂喜する報道に感じる違和感 2014年10月08日 10:29 長谷川 豊

今年のノーベル物理学賞を「日本人の研究者」3人が受賞した、と報じている。
テレビや新聞では相変わらずの
「日本人が!」
「日本人としての受賞が!!」
と、長々と嬉々とした番組編成が行われている。
もちろん喜ばしいことだし、素晴らしいニュース。
この放送で良いと思うし、全て悪いとも思わないのだが、以前、錦織圭選手のアメリカでの快挙の時に書いたブログと同じ内容をもう一度ここで書きたいと思う(「錦織選手報道に感じる違和感http://urx.nu/cLGl」)。
3人の受賞者のうちの一人。中村修二博士。
彼は日本のメディアが「日本人としての受賞で!」と騒ぎ立てている中、平然と一人、アメリカはカリフォルニアで淡々とインタビューに答えている。もちろん、英語で。
中村裁判。
青色発光ダイオード裁判。
2001年、日本でも当時少し話題になった裁判だ。本当に大きく話題になったのは2002年9月の事であり、このニュースが伝えられた時、多くの日本人はまだ
「中村は変わり者だ」
「日本の企業には日本の企業の倫理とルールがある!」
「実は勤務態度も悪かったらしいぞ!」
と寝ぼけたことをぬかすコメンテーターも少なくなかった。
2001年。中村修二氏は所属していた企業に対し訴訟を行った。いわゆる「中村裁判」だ。
青色発光ダイオードの発明は「100年に一度くらいしかないレベルの発明」と主張。あまりに巨額の利益がもたらされたにもかかわらず、中村氏が所属していた会社は、中村氏に対して…
2万円
の特別ボーナスしか出さなかった。後にノーベル賞を取る、この研究成果について、だ。この青色発光ダイオードの発明は、特許出願中にその市場がなんと1兆円規模にまで膨らむあまりにも大きな発明だった。にもかかわらず、
2万円
だった。あまりにもひどすぎる!と訴える中村氏に対して、会社側は
「研究費用をねん出したのは会社である」
「会社の中で行われた研究の発明で得た成果は、会社に権利が帰属されるという契約がある!」
と主張。一般論ではわからなくはない話だが、中村氏の発明は「時代を動かすレベル」の発明だった。2001年当時、少しだけ報じられたそのニュースは、2002年9月、大きく報じられることとなる。
東京地裁が下した判決は「中村氏の貢献は604億円の価値がある!」という驚きの判決。
そもそも中村氏はお金のために裁判をしていたのではなかった。後々の研究者のために、礎になれれば、という思いから、嫌われ役を買って出ていた部分が大きかった。なので、中村氏は
「200億円しか」請求していなかった。
200億しか請求していないにもかかわらず、判決は
「いえいえ、あなたの価値は604億円ですよ」
と言ってのけた。これはとても大きなニュースになった。未来の研究者たちの大きな光になる、と中村氏も喜んだ。
しかし、だ。
会社は不服だった。裁判所の判決にも一切納得せずに、控訴。会社は徹底的に争う姿勢を見せ、裁判は泥沼の様相を呈し始める。
中村氏は
諦めた。
何に諦めたのか?会社か?それはもちろんそうだろう。でも、それだけじゃなかった。当時はテレビもマスコミも、会社側が流すネガティブ情報をそのままコメントするキャスターやコメンテーターも少なくなかった。
中村氏は
日本に呆れてしまった。
中村氏は、わずか6億円という、地裁が認めた600億円から100分の一というあまりにも小さすぎる値段での和解に合意(実際には延滞損害金が発生しているので支払われたのは8億円)。そして…この天才科学者は日本から去っていった。
錦織選手の時にも同じことを書いたが、それが全部悪いとは言わない。悪いとは言わないし、それでもいいのだが…
なんで、マスコミは、中村博士のニュースと共に
「日本人が!」
「ニホンジンの快挙が!!!」
と喜べるんだ?
あの時のブログにも、くだらない僕への批判や悪口を懸命に書いて来た人たちは少なくなかったが、もう一度全く同じことを書きたい。あの時、「素直に喜べ」と書いてきた全ての人にもう一度問う。
わずか13歳で、日本を離れた錦織選手。彼は日本を離れたからあの実力を手に入れた、と僕は指摘した。もちろん「一般の人は喜んでいい」と思う。国籍は日本だし。でも「マスコミはバカ騒ぎしてればいい」のか?サッカーのワールドカップの時と同じように、単に騒げば気が済むのか?その裏側にあるものを全部無視して気持ちいい放送だけをしていていいのか?
中村博士も同じだ。喜んでりゃそれでいいのか?中継繋いで「今のお気持ちは?」でいいのか?
なんで、彼らが日本を捨てたんだ?
日本のシステムが…
日本の教育環境が…
日本的な会社の仕組みが…
天才の力を失わせ、天才の芽を摘み、天才たちのやる気を失わせる仕組みだから…
彼らは日本から出ていったんじゃないのだろうか?
一部の「老害ジジィ」や学校の「先輩」という「単なる年上なだけの人間」たちが、「年功序列」という完全に狂いまくったシステムをかさに、くだらないことを言い続けてくるから、本当に才能のある人間は、出ていくしかないんじゃないだろうか。
会社のシステムもそう。なんで韓国のサムスンやLGがあれだけ急な勢いで勢力を伸ばせたのか…日本の優秀な技術者を引き抜きまくったからだ。裏を返せば、日本の会社は才能があろうがなかろうが、「部下の功績を一部の上司が全部ひとり占めする」システムがありすぎるので、本当に才能のある人間は「自分を正当に認めてくれる国へ」出ていくんじゃないだろうか。
なんでそれを報じないのだろう。マスメディアはもっと日本の会社の「闇」を報じるべきなんじゃないかと、切に思う。
もちろん素晴らしいニュースだ。素晴らしいニュースだから、まずは喜んでもいいとは思う。が、僕は今回のブログでも、喜ぶのと同時に、僕たち日本人は本来は反省すべき点もあるんじゃないか、ともう一度訴える。
何が悪いのか?
何がおかしいのか?
ちなみに多くのアホマスコミが「日本人3人が受賞!」という大バカ報道を繰り返しているが、完全な間違いである、という事をここで指摘しておきたい。
中村博士はすでに「アメリカ国籍を取得」している。正式に日本国籍を放棄はしていないが、しっかりしろよ、大マスコミ、と言いたい。中村博士がどんな思いとともに、日本を捨てたのか、もっと酌んであげるべきだ。
今回のニュースは
「日本人2人と、日本国籍も持つアメリカ人1人」の計3人が受賞したニュース
だと報じるべきだと、少なくとも僕は思っている。

2014年10月5日日曜日

逆説のアベノミクス

2014年10月2日   田中 宇

この記事は「経済の歪曲延命策がまだ続く?」(田中宇プラス)の続きです。
 日本銀行は今年8月、日銀史上最大額の株式を買い支えた。日銀は8月、ETF市場を通じて1236億円分の日本株を買った。毎日、朝方に株価が下がると、日銀が100億-200億円分の株をETFで買い、株価をテコ入れするのが常で、日銀の株買い支えは市場関係者の間で広く知られたことだった。日銀は以前から株が下がると買い支えてきた。9月は株価が下がらなかったので買い支えをしていないという。日銀は、東証の株式の時価総額(480兆円)の1・5%にあたる7兆円分を保有し、日本生命を抜いて最大の日本株保有者となった。 (Bank of Japan emerging as big Japanese stock buyer
 日銀は特に8月第一週に、924億円分の株を買い入れた。アベノミクスの失敗が取り沙汰されて株が下落した時期で、日銀が買い支えなければ株価はもっと下がっただろう。経済成長の実現は、アベノミクスの3本目の矢である。安倍政権は、株価の上昇が続いていることをもって、経済成長が実現していると言っている。その株価が下落しそうなときに、総裁を黒田にすげ替えて財務省に乗っ取らせて以来、安倍政権の命令を何でも聞くようになった日銀が株を買い支え、株価をテコ入れし、アベノミクスの成功が続いているように装っている。かなりインチキな技であるが、今の日本でこれを批判する人は少ない。 (Bank Of Japan Buys A Record Amount Of Equities In August
 当局が株を買い支えるのは、相場の不正な操作であり、大っぴらにやるべきことでない。米国の連銀や政府も、株価が下がると買い支えてテコ入れする策(Plunge Protection Team)をやってきたが、米当局は隠然と買い支えをやっている。対照的に今の日銀は、市場や国民に買い支えがわかってもかまわないという態度で、大っぴらに株式や日本国債の買い支えをやっている。 (BOJ Steps Up ETF Purchases as Shares Slump) (米株価は粉飾されている
 日銀が大っぴらに株価の不正操作をやる理由は、これによって投資家に「株は下がり出すと日銀が買い支えるので上がりやすい。今が買い時だ」という印象を持たせ、株を買う人を増やし、株が上がっている限り安倍政権はアベノミクスの経済成長策が成功していると豪語でき、人気を保持できるという策略だろう。 (Bank Of Japan Plunge Protection Team Goes Into Overdrive, Buys Most ETFs Since 2010
 その手法は完全な不正だが、日本にとって絶対の「お上」である米国が、中央銀行による通貨の過剰発行によって債券や株を買い支える量的緩和策(QE)をやり、日本など他の先進諸国にも奨励しているのだから、QEの一環である日銀による株価操作は「良いこと」「やるべきこと」になる。株価操作を「悪」だという奴は「お上」である米国に楯突く非国民だ、ということになる。 (時代遅れな日米同盟
 安倍政権は日銀だけでなく、国民年金基金にも株式を買う割合を増やすよう命じ、株価のテコ入れに余念がない。株価の不正なテコ入れは長期的に成功し続けるものでなく、いずれバブル崩壊的な株価急落に見舞われ、年金基金も赤字になって、今の若い人が老人になるころには年金支給額が大幅に減るだろう。しかし安倍政権にとっては、自分たちの政権が続いている間だけ株が上がり続ければ良く、その後の年金支給がどうなろうと関係ないのだろう。 (Japan Pension Giant Signals Portfolio Shift
 アベノミクスの3本の矢は、資金増加、財政支出、経済成長であるが、これらはすべて、米国当局が、日本や欧州などの同盟諸国にやらせたいことだ。資金増加とは、米連銀や日銀がやっているQEのことであり、08年のリーマン倒産後、流動性が欠如したままの債券金融システムに当局が資金を注入し続ける、植物人間化した金融システムへの生命維持装置である。米国だけが通貨(ドル)を大量発行し、日本や欧州が引き締めたままだと、ドルの価値が下がりすぎるので、日本や欧州にもQEをやらせたい。 (さらに弱くなる日本
 2本目の矢である財政出動もQEと同様、公的資金で経済を回し(米国の)金融界を救済するものだ。米国はすでにリーマン倒産後の2年間で財政出動をやり尽くし、これ以上赤字を増やせない法定財政上限に達している。そこで米国は、安倍政権になるまで財政緊縮をやっていた日本に方向転換を迫り、安倍政権になってから、それまでの財政再建の話はどこ吹く風で、財政赤字の急拡大が奨励されている。3本目の矢である経済成長は、見かけ上のものだ。日米ともに、QEによる資金供給で株価を操作し、雇用統計などを粉飾するかたちで行われている。米国の例は、前回の記事に書いたとおりだ。 (経済の歪曲延命策がまだ続く?) (米雇用統計の粉飾
 日本の場合、失業率は統計上3%台だが、新卒者の就職な困難さ、失業した中高年の再就職が困難さなどから考えて、実際の失業率はそれよりはるかに高く、10%を超えていると推測される。政権の人気取りのため「お上」である米国と似たような方法で、日本の当局が失業率を粉飾していることは十分に考えられる。 (Japan's Labour Market: Lifers, temps and banishment rooms) (Japan's Hidden Unemployment Problem) (Abenomics Is Working: Japanese Households On Welfare Rise To Record
 日銀がQEで円を過剰発行するのと連動して、為替市場の円安が進んでいる。これまで円安は日本の輸出産業を繁栄させるので良いことだとされてきた。しかし実のところ、円安が進んでいるのに日本を代表する輸出企業だったソニーが破綻に向かっているなど、製造業の不振がひどくなっている。日本経済の大黒柱だった製造業の不振の加速から考えても、最近の失業率は粉飾である感じが強い。 (Abenomics Crushes Sony: Electronics Giant Forced To Cancel Dividend For First Time Ever
 大手の輸出企業の中には、生産工程を国際化して円だけの為替の影響を受けにくくなっているところが多く、以前からの円安待望論は浅薄な間違いである。今の円安は、むしろ輸入価格の上昇を招き、貿易収支のひどい赤字化を生んでいる。このまま貿易赤字が改善しないと、今後の日本は衰退感が増していくだろう。私が見るところ、日本が円安(ドル高)を望むのは、経済的な理由からでなく、覇権国である米国より劣った存在であり続けねばならないという国際政治の理由からだ。 (日本経済を自滅にみちびく対米従属
 国際的に強い国、(地域)覇権国になるには、通貨が強く(為替高)、財政が強く(財政黒字)、製造業など経済生産が強く(持続的成長)なければならない。通貨が強いと他国への支払いが自国通貨で行えるし、財政が強いと戦争に強いし、国債を外国に買ってもらう必要もない。通貨が強いと輸出産業が苦戦するが、それを補うだけの技術力・開発力を持つことで、為替が強くても強い製造業を持てる。今の世界でこれをやっているのはドイツだ。 (金地金不正操作めぐるドイツの復讐) (ドイツの軍事再台頭
 米国は自国の延命のため、日欧にも自国同様のQEや財政赤字化を求め、世界中の通貨と財政を横並びに弱体化させようとして、日本は米国の要求に完全に応えたが、ドイツ(EU)は拒否している。そのためEUは、ギリシャなど周辺の弱い部分の国債市場を米国の投機筋に攻撃され、ユーロ危機によって強制的に財政や通貨を弱体化させられている。 (ユーロ危機からEU統合強化へ) (Mario Draghi pushes for ECB to accept Greek and Cypriot ‘junk’ loan bundles
 ドイツと対照的に日本は、経済力で米国を抜きそうになった1980年代から、米国を抜くことを回避するように、通貨安、財政赤字化をずっと追求し、バブル崩壊を放置して金融や経済を自ら弱体化している。日本人はもともと倹約を美徳とする民族なのに、財政赤字の急拡大が黙認されてきた。これらは、対米従属を続けるためという国際政治上の日本の国是の維持のために行われてきたと考えられる。 (財政破綻したがる日本
 人為的な政治でなく「自然」な経済の動きで説明したがる人が日本に多いが、実のところ、経済が非人為な「市場原理」「需給」で動いていると考えるのは馬鹿げている。重要な経済の動きの多くは、官僚らによる政治的な意志決定に基づいており、本質を隠すため、経済学者やマスコミが動員され、政治でなく自然な動きであると国民に思わせている。近年、先進諸国における株価、金利、債券相場、雇用や物価など経済統計、為替相場、金相場など、これまで「自然な市場原理」で動いてきたと考えられてきた重要指標の多くが、実はずっと以前から金融界や当局の政治的な操作によって上下してきたことが暴露されている。経済ぐらい政治的なものはない。日本人がそれを知らないのは、対米従属(官僚独裁)の敗戦国民だからだ。 (揺らぐ経済指標の信頼性) (Banks could face record fines totalling £1.8bn over currency rigging
 通貨を過剰発行すると、どこかの時点でひどいインフレ(物価高騰)になると考えるのが、従来の経済学の常識だった。しかし今の世界では、10年以上通貨の過剰発行を続けてもインフレになっていない。これは、従来の経済の大部分が実体的な商品(モノ)で構成されていたのと対照的に、今の経済はモノがない金融が肥大化し、金融がモノの経済(実体経済)の何百倍もの大きさになっているため、通貨の過剰発行がモノの価格高騰に直結しなくなっているからと考えられる。今の経済では、物価上昇の代わりに金融部門で信用収縮や金利高騰、つまりバブル崩壊が起きる。
 アベノミクスは、日本を(中国に負けないよう)強くするため、国民生活を良くするための政策として打ち出されたが、実のところ、米国の弱体化に合わせて日本を弱体化する策であり、円を弱くし、日本の財政を弱くし、国民生活を悪化させている。アベノミクスは、米国の命令に従って、日本を意図的に弱くしている。中国は「敵」として置かれているが、それは日本が米国の言いつけどおり防衛費を増やすための口実的存在でしかない。中国は日本にとって本質的な敵でない。日本人は、政府や傘下のプロパガンダ機関から「中国を嫌え」と示唆されているが「中国と戦え」とは示唆されていない。戦えと示唆されたら、観光で訪日した中国人を殴りたがる人がもっと多くなるはずだ。今の日本政府が気にしているのは米国だけだ。 (Japan's factory output falls in August
 米当局は、QEなどの金融救済策を続けずに放置したら米経済が崩壊すると知っている。従来の危機対策のように、救済策を一定期間続けたらその後は自律的に経済が上向くのでなく、救済策を永久に続けねばならないと知っている。しかし、救済策を永久に続けることなどできない。だから米当局は困窮し、相場の不正操作や経済統計の歪曲など、長期的に見ると自滅策になることを含む、なりふりかまわぬ「何でもあり」の延命策を続けている。短期的なバブルの大崩壊を回避できるなら、長期的な自滅策の方がましだというわけだ。 (It's The Dollar, Stupid!
 安倍政権は、日本でも米国のコピーの「何でもあり」の策をやるための政権として生まれた。経済面だけでなく、軍事面でも従来のタブーを破って米国の要求に沿った「集団的自衛権」の行使を国策に取り込んだ。国内の反対勢力の無力化と官僚独裁体制の強化の中で、財務省はかねてからやりたかった消費税値上げを敢行した。見かけだけの経済成長、多くの人の所得の減少、失業の実質的な増加、貧富格差の拡大など、貧しい人が増える中で消費税の値上げをするのはタイミングとして悪く、日本の衰退に拍車をかける。しかし消費増税は安倍政権に政治力があるうちにしかやれないので財務省は敢行した。 (集団的自衛権と米国の濡れ衣戦争
 マスコミに対する言論統制も強化されている。象徴的なのが、戦争犯罪報道の「誤報」をめぐる、官民挙げての朝日新聞たたきだ。8月の株価急落が象徴するように、今後アベノミクスの失敗が露呈する可能性がある。その前に、安倍政権に楯突きそうなマスコミ内の勢力をできるだけ無力化しておく必要がある。朝日新聞の尊大な社風を考えると「ざまあみろ」でもあるが、今の朝日たたきの本質は、朝日新聞がどうなのかという話でなく、マスコミ全体に政府批判を許さなくするための、安倍政権の延命策として見る必要がある。
 いずれ安倍首相が退陣しても、米国が今の金融救済策・覇権延命策を続けている限り、誰が日本の政権に就いても、安倍と似たようなことをやり続けるだろう。日本が対米従属をやめて自立する戦略は、09年に民主党の鳩山・小沢が試みたが官僚機構から猛反撃されて潰されて以来、再起の可能性がほとんどない。日本の方から対米自立していく道は閉ざされている。 (鳩山辞任と日本の今後) (まだ続き危険が増す日本の対米従属


 すでに述べたように、米国は延命策をやめたらバブル大崩壊だ。米国は延命策を効かなくなるまでやり続け、最終的にバブル大崩壊するだろう。それまで何年かかるのかわからないが、その間ずっと日本は対米従属で、米国に求められるまま、自分で自分を弱める策をやり続けることになりそうだ。非常に暗い結論なので、日本のことはあまり書きたくなかったのだが、大事な話なので書くことにした。

2014年10月2日木曜日

なぜ、2011年3月に3.11事件が起きたのか:2010年8月に予定されていたイラン核施設先制攻撃計画をオバマ政権が蹴ったことに端を発している?

新ベンチャー革命2014916日 No.974
 
タイトル:なぜ、20113月に3.11事件が起きたのか:20108月に予定されていたイラン核施設先制攻撃計画をオバマ政権が蹴ったことに端を発している?
 
1.イスラエル・ネオコンの宿敵・イランが米オバマ政権にすり寄る
 
 2014914日の報道によれば、イランはイスラエルの敵国であることを止めたいと米オバマ政権に申し出ています(注1)
 
 2001年、9.11事件を起爆剤にして、イラク戦争を起こしたブッシュ米国戦争屋ネオコン政権の最終目標はイラク戦争ではなく、実はイラン戦争でした。ところが、彼らはイラク戦争の後処理に手間取り、2006年末、世界的寡頭勢力内のライバル・欧米銀行屋から、ブッシュ政権を乗っ取っていたネオコンは追い出されています。その結果、今日まで、米戦争屋ネオコンはイラン戦争を実現できずにいます。
 
なお、上記、米国戦争屋(世界的寡頭勢力の主要構成メンバー)およびそのロボット・悪徳ペンタゴンまたは悪徳ヘキサゴンを構成する日本人勢力の定義は本ブログNo.816の注記をご覧ください。
 
 2009年に米戦争屋は米政権から下野し、欧米銀行屋に支援されるオバマ政権が誕生し、米戦争屋ネオコンのイラン戦争シナリオは実現できないまま、今日に至っています。
 
 このような米国内の情勢を逐一、フォローしてきたイランが、2014年、オバマ政権下にて、イスラエルとの敵対関係に終止符を打ちたいと表明しています。
 
 これで、ネオコンは悲願のイラン先制攻撃の芽を摘まれたカッコウになりました。地団太踏んで悔しがるとはこのことでしょう。
 
2.ネオコンの誤算は、2010年、イランのブシェール原発攻撃を実現できなかった点にある
 
 2009年に米政権から下野した後も、米戦争屋ネオコンはイラン原発攻撃を突破口にするイラン戦争シナリオを虎視眈々と狙っていました。ネオコンにとってイラン戦争で新型核兵器を使用して、中東のイスラム教徒全滅を謀ろうとしていると思われます、結果的に、世界的寡頭勢力の人口削減アジェンダにも貢献できますから、彼らにとっては一石二鳥です。
 
 20108月、イラン・ブシェール原発に核燃料を搬入するタイミングが、ネオコンにとって、イラン攻撃の絶好のチャンスでしたが、オバマ政権は、ネオコンの要求を受け入れず、ネオコンの悲願であったイラン原発攻撃は実現しませんでした(注2)
 
 ネット情報によれば、イランは日本の原発に使用される核燃料の余剰分を日本の何者かから、北朝鮮経由で密輸入しているとウワサされています。この情報はまったく未確認情報ですが、イランが20108月に原発に核燃料を搬入できたのは、何者かがイランに核燃料を密輸出したからとみなせます。イラン自身には自前で核燃料を製造する技術はありません。ちなみに、20106月から9月にかけて、ネオコンはスタックスネットによるサイバー攻撃で、イランのウラン濃縮施設の運転システムを破壊しています。だからイランはブシェール原発用核燃料を他国から輸入しないかぎり、原発運転できないはずだったのです。
 
 上記、日本が原発用核燃料をイランに北朝鮮経由で密輸出したという説を採るネット住人の間では、3.11事件で東電福島原発が狙われたのはイスラエル・ネオコンを激怒させた仕返しという見方もあります。
 
 イランがまんまと核燃料を自国の原発に搬入したのが20108月、ネオコンが3.11事件を準備し始めたのではないかと疑われるのは20109月です、なぜなら、20109月から112月まで、米国の核技術開発を握っている米国ネオコンと思しき勢力がネバタの核実験場にて都合3回の核実験を強行しているからです(注3)
 
 米ネオコンと対立するオバマ政権は、この秘密の核実験の事実を故意に、世界に暴露しています。おそらく、日本国民に3.11事件の真相を察してもらいたかったのでしょう。
 
3.日本の原発をなぜ、イスラエル・ネオコンが監視しているのか
 
 さて、日本の原発の監視システムはイスラエルのマグマBSPが納入しているのはネット界の常識となっています(注4)
 
 したがって、イスラエル・ネオコンは、日本の原発を完全に“アンダー・コントロール”に置いているとみなすべきです。これを知って、なお、原発再稼働に賛成する人はいるでしょうか。
 
 日本の電力会社は、日本をステルス支配する米戦争屋ネオコンから日本の原発で使用する核燃料の一部がイランに渡っていると強く恫喝され、その恫喝をかわすため、彼らの要求を受け入れてイスラエルの監視システムを買わざるを得なかったとみなす説がネットでうわさされています。
 
 仮に、日本の原発関係企業もしくは商社が日本の原発用核燃料を北朝鮮経由でイランに密輸出したとしても、穿った見方をすれば、それを背後から焚き付けたのも米戦争屋ネオコンだったのではないでしょうか、そのワケは、イランが核燃料を密輸入したことを口実にして、イランの核施設を先制攻撃できるからです。
 
 日本人でイランへの核燃料密輸出に関与した人は米戦争屋ネオコンの狡猾さに精通していないので、すっかりだまされた可能性があります。
 
 しかしながら、米戦争屋ネオコンは2010年時点では、米政権から下野していて、米軍の出動権をオバマ政権に握られていて、結局、イラン原発先制攻撃ができなかったのです(注2)
 
4.2010年、イラン先制攻撃に失敗した米戦争屋ネオコンはなぜ、標的を日本に切り替えたのか
 
 イラン先制攻撃をオバマ政権に邪魔されて、2010年、イラン攻撃用に密かに準備した核兵器を費消するターゲットを彼ら米戦争屋ネオコンは失ったわけです。
 
 核兵器には使用期限があって、セットしたものを長期に貯蔵できないと思われます、特に、新型の小型核兵器はそうでしょう。そこで、彼らは、日本の原発関係者がイランに核燃料を密輸出した仕返しというのを口実に、イラン攻撃用核兵器を日本に使用したという仮説が成り立ちます。
 
 3.11事件は、日本がイランに核燃料を密輸出した罰として起こしたことになっている可能性があります。少なくとも、米国内の安全保障関係者には、対日核攻撃正当化の大義名分として密かに共有されている可能性があります。
 
 これは筆者の対米経験によるものですが、米国人の多くは、キリスト教の教えに反することを仕掛けるとき、自分が後悔しないように、必ず、自己正当化するクセがあります、だから、3.11の対日攻撃も彼ら関係者全員が自分の行動を正当化できる口実が用意されたはずです。それが、日本がイランに核燃料を横流ししたので、報復措置が必要という理由で3.11事件が正当化されたと推測できます。
 
 日本の支配層の一部にも、このことは、米ジャパンハンドラーから密かに伝えられていて、日本が米国ネオコンに逆らえないよう手が打ってあるのではないでしょうか。日本の誰かが、イランに核燃料を横流ししたのなら、日本が報復されても仕方がないと諦めることになります。
 
 以上より、日本支配層が、3.11事件の真相究明できない理由がかすかに見えてきます。
 
 いずれにしても、すべては、ネオコンがイラン核施設先制攻撃に失敗したことから始まっているということです。