中国税関総署が発表しています貿易統計を見ますと、中国の経済が明らかに減速しているのが分かります。
昨年12月の輸入総額が-2.4%となり、11月に引き続き減少しているのです。
2ヶ月連続して輸入が減少するということは、それだけ需要が減少していると言え、しかも数ヶ月前に発注した商品が今到着している訳であり、それが減少しているということは、中国経済は数ヶ月前から減速していたと言える
のです。
因みに2014年通年の輸入量は+0.4%となり、ほぼ横ばいとなっています。
中国政府の発表では2014年のGDP成長率が年率7.4%になったと見られていますが、実際にはマイナス成長に落ち込んでいると見られ、これを裏付けるのが輸入の2ヶ月減少と住宅販売面積の減少です。
2014年1~11月の住宅販売面積は前年同期比10・0%減と落ち込んでいるのです。
世界第2位の経済大国が風邪をひき始めたかも知れません。
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