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2015年5月22日金曜日

首都機能の崩壊は、年末か? (飯山 一郎のHPより)

日本は、原発事故による放射能災害を甘く見すぎてきた。
チェルノブイリでは、60~80万人の軍人、労働者のほか、囚人まで動員して10日間で原発事故を収束させ、その後、原子炉を石棺で覆った。
ところが日本は、4基の原発が大爆発し、核燃料がメルトダウンし溶融・溶解して地中に沈み、一部は周辺に吹っ飛んだ。
総計400トン! 途方もない量(ヒロシマ原爆の8万個分!)のウランやプルトニウムが、今もムキ出しのままなのだ。
しかも、3号機の核燃料(80トン!)は、団子状になって再臨界を繰り返しながら地下に沈み(チャイナ・シンドローム)、ついに地下水脈に触れ、大量の水蒸気が発生、この水蒸気が仙台を襲い、首都圏を襲い、ついに一昨日は名古屋近辺まで飛んでいった。
飛んでいった!というのは、湿度100%が何時間も続くという未曽有のデータから分かることだ。
言っておくが…、
フクイチの地下から大量に噴出する水蒸気は、地下で沸騰する100トン近い核燃料に地下水が直に触れて発生した水蒸気なのだ。(フクイチ発の水蒸気には、ウランやプルトニウムといった中性子線を発する核種までが含有されている!)
こうなると…、
あとは、首都圏での大量死がいつ始まるかだ。この兆候は、すでに出ている。電車での急病人の急増!これも兆候の一つだ。
なのに、
政府、マスコミ、官僚たちは、真実・真相を絶対に知らせない!という隠蔽工作に必死だ。
知識人たちの大半が、この隠蔽工作に加担している。
デブリに触れた大量の水蒸気の噴出現象のことも、その放射性水蒸気が日本列島の諸所・各地を襲い続けていることも…、一切何も言わない日本の知識人たち。
彼らの知性は、猿とか安倍晋三以下だ。彼らのズルさは詐欺師以下だ。
6月27日。鷲は上京し、国家的な要人と会う。
そのとき鷲は、数千万人の日本人を救出する日本国・臨時政府。その設立の方策を提言するつもりだ。
いや!
ソレは、すでに、国内でも国外でも、準備が始まっている。             
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参照
駅や電車内での急病人が激増中 魑魅魍魎男 - 阿修羅
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/243.html
昨年10月に、駅や電車内で倒れる人が増えていることを投稿しましたが、
これはその続報です。
「駅や電車内で突然気を失って倒れる人が増えている」(拙稿 2014/10/13)
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/654.html
ツイッターを検索すると、おびただしい数のツイートがヒットします。
あまりに数が多いので、今月のツイートだけ下に引用します。
今後、状況は悪化するばかりで、好転することはないでしょう。
救急車の出動も激増し、呼んでもなかなか来ない、来てもたらい回しにされて、
受け入れてくれる病院が見つからないという状況になりつつあります。
(関連情報)
「電車内急病人急増で彼らが打つ手は何だろう」 (ずくなしの冷や水 2015/3/11)
http://inventsolitude.sblo.jp/article/114922264.html

<首都圏の放射能汚染>東京ドーム1.34μSv/h、ディズニーランド0.42μSv/h、渋谷ハチ公前、フジテレビ、成田、羽田… 除染基準0.23μSv/h超の場所 3/20号フライデーより
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-4137.html

2015年5月17日日曜日

「老い」は治らない? 70歳からの失望しない生き方とは

言われなくても、当然ですが意識から乖離するお話ですね。

日本人の平均寿命は年々延び、男女ともに80歳を超え、いまや世界一の長寿国になりました。一方、健康体で生活を送れる「健康寿命」は男性で71.19歳、女性は74.21歳。男性は晩年の9年以上、女性では12年余りの期間、病気やけがで日常生活に支障が生じているという実態が浮かび上がります(図表1)。平均寿命が延びていても、元気で生活できる期間はそれほど長くないのです。
 個人差はありますが、人間の体は加齢とともに骨や血管がもろくなり、肺活量が減り、筋力も落ちるなどすべての臓器が弱って身体機能が低下します。また耳が聞こえにくい、目が見えにくい、関節が痛い、転びやすいといった高齢者特有の不自由な症状も、身体機能の低下が主な原因です(末尾参照)。
 ベースが弱くなっているわけですから、病気やけがをしやすく、どこか1カ所が悪くなると全身に影響が広がってしまいます。悪い部分だけ治療すればすぐに健康を取り戻すことができていた若いころと違い、回復には時間がかかり、病気やけがで寝込んだことをきっかけに自力で食事を取れなくなったり、足腰が弱ってそのまま寝たきりになったりすることも少なくありません。糖尿病や高血圧症といった一生つきあう病気にかかる人も増えます。いくつも持病を抱えて、何種類も薬を飲んでいる人も多くなります。
 また身体面だけでなく、精神面の健康も無視できません。とくに深刻なのは、老いによる心理的ストレスです。白髪や薄毛、しわ、曲がった腰といった外見の衰えに加え、今までできていたことができなくなり、悲しみや先々の不安が生じます。また周囲から年寄り扱いされたり、虐待を受けたりすることもあります。さらに社会の役に立たなくなってしまったという無力感や孤独感、配偶者や同年代の友人の死など、高齢者の周りには、周囲が思う以上にさまざまなストレスが存在するのです。それまでの人生観や社会的な背景が大きく影響することも、長く生きてきた人ならではの特徴でしょう。
 こうしたストレスはうつなど心の病に直結するだけでなく、「足が痛い」「だるい」といった体の症状として現れることもあります。高齢者の場合、ちょっとした症状一つにも、さまざまな問題が複雑に絡んでいるのです。
 日本は戦後、高度経済成長とともに科学技術も著しく発展した結果、かつては死に至っていた多くの病気を治療可能にしてきました。平均寿命が大幅に延長したのは、こうした医療の進歩による部分も大きいでしょう。iPS細胞や認知症の進行を遅らせる薬の開発などが進み、老いですらいつか科学の力で治療できるのではないかと勘違いしてしまいがちですが、完全に老いを克服できるものはありません。
 老いは治るものだという希望を持ち続け、不具合を元に戻そうと躍起になると、普段の生活において失望することのほうが多くなってしまいます。たとえば尿漏れやもの忘れは自分だけと悩んでいる人が多いのですが、周囲の同世代に聞いてみれば多かれ少なかれ経験しているはず。医師や気心の知れた人に話すだけでふっと気持ちが軽くなることもありますし、心地よく暮らすヒントを得られるかもしれません。
 すべての人に訪れる老いのプロセスを受け入れ、不具合や病気が生じたときは完全に元に戻すことを目指すのではなく、上手にコントロールしながらつきあっていけばいい。気楽に楽しく生きることが、健康寿命の延長につながっていくのではないでしょうか。

【加齢による体の変化】
脳:新しいことを覚えにくくなり、もの忘れが増える
口:唾液が減少し渇く。のみこみづらくなる。歯が抜けやすくなる
呼吸器:肺活量が低下し、動くと息切れしやすくなる
心臓・血管:血管が硬くなる(動脈硬化)。心臓が弱くなり動悸を感じる
泌尿器:トイレが近くなったり尿漏れを起こしたりする
関節:靭帯や腱が硬くなり、関節の動きが悪くなる
目:視力が低下、近くも遠くも見えづらくなる
耳:高音域が聞き取りづらい。耳が遠くなる
骨:骨量が減少し、痛みや骨折を起こす。背中が曲がる
消化器:消化能力が落ちる。便秘気味になる
皮膚:乾燥し、弾力が低下する。感覚が鈍くなる
筋肉:筋肉の量が低下する。転倒しやすくなる
※週刊朝日MOOK「人生の再設計ガイド 70歳からのお金と暮らし」より抜粋

「鳩山・小沢のコンビが対米従属をやめる最後の可能性でした。」田中宇氏インタビュー:岩上安身氏」

5月14日「岩上安身による国際ジャーナリスト・田中宇氏インタビュー」の模様を実況します。
新刊『金融世界大戦』の内容を中心にお話をうかがいます。
本日の配信は会員限定(http://iwj.co.jp/wj/member/limited … …)での配信となります。


岩上「本日は田中宇さんをお招きしました。あの硬質で情報量の多いメルマガを読んでいますと、田中さんは機械ではないか、とも思えてきます。世界は今どうなっているのか、ウォッチし続けている田中さんにお話をお聞きしたいと思います」

田中氏「私の関心の中心は、米国の覇権についてです。そのことをずっと見てきたし、これからもずっと見ていくことになると思います」
岩上「本日は、新刊『金融世界大戦~第三次世界大戦はすでに始まっている』の内容に沿ってお話をお聞きします。こちらの本は、後ほど田中さんにサインしていただいて、『IWJブックショップ』で会員の皆様がお買い求めいただけるようにします」
岩上「まず、昨日配信されたメルマガの内容からおうかがいしたいと思います。カナダ人が国境の検査官によってこれまでに25億ドルを没収されている、と。没収されたカネは、米当局の予算の一部になっているそうですね」
岩上「また、ファーグソンやボルチモアでの暴動から、数年以内に米国内で武装蜂起が起きる可能性もある、とのことですが」
田中氏「ファーグソン市民の7,8割が警察によって送検されています。市民のほぼ全員が犯罪者扱いされてしまっています」
田中氏「防衛のために銃を持っているわけですが、株価が1万5千円を割ったら、自宅に銃弾を用意するように、という記事もあります。ファーグソンやボルチモアでは、資本家が黒人の対立を煽るようなことをしています」
岩上「米国では50州のうち、22州が財政赤字、とのことですが」
田中氏「リーマン・ショックの直後は45州でした。いまだに、リーマンショックから立ち直れていない州がほとんど。米国は実体経済が弱り、どんどん金融だらけになっています」
田中氏「米国は先進諸国の中で、医療費が最も高く、医療の質が最も低い国。オバマ・ケアは大変掛け金が高いので、若い人は入りたがりません。しかし日本はどんどん、米国のようになっています。国民健康保険の崩壊や非正規雇用の拡大など」
岩上「日本でも、救急車に乗ったら3万から5万取ろう、という話になっています」
田中氏「日本のアメリカ化ですね。しかし、米国には市民メディアがたくさんあって結構ギャギャ―言いますが、日本はそうならないですね。『汝、臣民』だらけですからね」
岩上「2033年には公的社会保障制度の基金が底をつく、と」
田中氏「ハーバードは、2020年代に立ちいかなくなる、と言っています。米国も何度も公的な保険制度を作ろうとしましたが、医者や製薬会社などのロビイストの抵抗で実現しませんでした」
岩上「米国の倫理の低下も著しい、ということですね。NSAの職員が知り合いの異性のメールなどを漁って盗み見している、と。これはストーカーと変わらないですよね」
田中氏「飛行場の検査でも、そういうことをやっている連中がいますね」
岩上「米国内で内戦の危機、ということですが。テキサス州の右派や言論人が『米政府がテキサス州を軍事支配しようとしている』と大騒ぎになった、と」
田中氏「これは明らかな、テキサス州の右派に対する煽動ですよね」
岩上「日本は、政治的にも軍事的にも米国にぶらさがっています。米国債を買い支えているわけですね。ドルが崩壊したら、日本国債がダメになってしまいます。まず、FRB議長が『QE3』が失敗した、と発言しました」
田中氏「QEというのは量的緩和のこと。これが個人消費を押し上げる、と日銀などは言っています。経済が弱い国がこれをやると、数ヶ月で破綻します。しかし米国は、ドルが基軸通貨なので、これを延々とやっている訳ですね」
岩上「なぜ日銀は、アベノミクスなどと言って、米国がやめたタイミングでQEを始めたのでしょうか」
田中氏「日本は、米国がやめたのとほぼ同日にQEを始めた。日本としては、米国が危険になることを救ってあげた、ということです」
岩上「日本の『出口』はどうなるのでしょうか」
田中氏「出口はないですよ。米国は日本がいたから、出口があったわけですね。日本の金融関係者は、ブルームバーグやロイターなどの取材に応じて、『出口はない。早くやめるべきだ』と発言しています」
岩上「苦しいから、麻薬を打って一時的に苦しさを紛らわせている状態ですね。しかし、『出口』がないということは、この麻薬をやめることができない、ということですよね」
田中氏「キャッシュをなくそう、という動きが世界的に出ています。フランスでは、数百万ユーロ以上の決裁は、キャッシュですることができない、ということになっています。口座で取引をしなさい、と。日本は世界で有数の現金大国ですが」
岩上「グリーンスパン元FRB議長が、長期的な金相場の上昇を予測しました。QE3は失敗だった、とも宣言しています」
田中氏「彼は、額は言わなかったものの、世界の中央銀行に対して『今のうちに金を買っておきなさいよ』という意味で言ったのだと思います」
岩上「今はNISAをやっている人も多いです。FXをやっている人も多い」
田中氏「非常に危険です。QEをやっている限り、株価は上がります。しかし、QEには終わりはないので、もう崩壊しかありません。終わる時は、全部終わります」
田中氏「米国の雇用統計や経済統計はおかしい。粉飾されています。労働参加率が低いということは、失業率が高いということですが、そのことが統計に出てきません。統計上は失業率は6%ですが、実際は20%ぐらいに達しています」
田中氏「ハーバードに留学したことがありますが、米国の知的エリートは非常に頭がいい。世界中から留学生が来ていますから、中東の問題でも、彼らが失敗するとは思えません。現在は、金融崩壊を防ぐということが、全員のコンセンサス」
田中氏「米国は自滅的なところがあり、バブル崩壊にしても、イラク戦争に関しても、わざとやっていると思います。この仮説(世界の多極化)が正しいとしか思えない方向に、世の中は動いていると思います」
岩上「私は正直、『多極化』については分からないところがあります」
田中氏「イラク戦争についても、大量破壊兵器が無いことは、誰でもしっていました。これは、『多極化』ということを考えないと、説明がつきません」
岩上「日本の大メディアに対して、不信感をお持ちですよね」
田中氏「私は日本語の新聞は読みません。英米初の情報に接すると、日本の情報は頼りないと思います。共同通信では、経済部にいましたが」
岩上「今回の『金融世界大戦』を読んでいて感じたのは、国際情勢を、帝国の論理と資本の論理の相克として描いているところです。資本主義は差異を前提としたものですが、グローバル化によりフロンティアがなくなり、均質化した後はどうなるか、ということです」
田中氏「そうです。多極化の後、どうなるか、ということが問題なのです。時代が今に近づけば近づくほど、発展の角度が急です。50年というスパンで考えると、中国の西域の人もかなり豊かになっていると思います。問題は、その後どうなるか、ということです」
岩上「日本というのは、米国の覇権というものを見て、一極化された世界に過剰適応してきた国です。AIIBで各国が中国についていっている時、日本は相変わらず対米従属を続けています」
田中氏「日本は、米国の崩壊につきあうことで、日本も崩壊していくのだ、ということです。しかし、日本の報道を見ていると、日本が世界でも稀に見るほどの対米従属国であることを、しっかりと報じていません。これは、官僚による独裁を続けるためです」
田中氏「安倍政権ほど、官僚の言いなりになっている政権はありません。自民党は、官僚の言いなりになることによって、民主党を倒して復権しました。官僚の対米従属システムをどうにかするしかありません。外務省が、米国の意志を代表しています」
田中氏「明治維新は、国民が支持した革命ではありません。薩長は英国の傀儡です。しかし、第一次世界大戦でヨーロッパが自滅し、『勝手にしろ』ということになって、日本は大東亜共栄圏ということになりました」
田中氏「鳩山・小沢のコンビが対米従属をやめる最後の可能性でした。これが、官僚とマスコミによって潰されました。このことによって、日本が対米従属をやめる可能性はなくなりました。もう、米国が崩壊してリセットするしかないと、私は思っています」
岩上「先日、ニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏が、いずれ米国は日本に核武装を許す、ということを言っていました」
田中氏「外務省からすれば、核武装をしたら対米従属の終わり。日本が核武装をするのは、米国から見捨てられる時です」
岩上「リーマン危機以来、世界の億万長者の総数が倍増した1646人になりました。これは、地球規模で起きていることです」
田中氏「しかしこれは、暴動によって解決すべき問題ではありません。マネーゲームを禁止するしかありません」
岩上「QEでお金がジャブジャブなのに実体経済が回復しないのは、自社株を買っているからではないでしょうか」
田中氏「企業が自社株を買うということは、株を償却するということ。株価が上がると投資家に褒められます。釣り上げて見せているだけ」
田中氏「QEから自社株が全部つながっていて、もう崩壊するしかない。ウォルマートが理由を言わずに、色々なところから撤退しています。理由を言うと、小売がダメだ、ということが分かってしまうから。ショッピングモールのフィアット化が進んでいる」
田中氏「サブプライムローンの時より、今のほうが状態が悪い、と言えます。昨年末の時点では、リスク軽視が如実になり、ジャンク債の利回りが史上最低を更新しています。バブル崩壊まで、こういうことが続きます。早ければ、今年中にバブル崩壊が起きる」
岩上「今の日本経済、特に株高は、かなり政治的です。この目的は、日米ガイドラインの改定と集団的自衛権行使容認、そしてTPP。このために株高を演出して、政権の支持率を維持したいのでは」
田中氏「QEはもはやポリティカルな問題ではやめられません。乱高下みたいなかたちになっていって、いつか制御不能になる。債券よりも先に、株が暴落すると思います。株のほうがリスクが高い」
岩上「安倍総理は、この夏までに安保法制をやる、ということを米国に約束しました」
田中氏「日本の政治的意思でどうこう、ということにはなりません。米国が崩壊した時に、日本も『しっかりと』崩壊します。今年中ですね。『焼けるがまま』の状態になる」
岩上「米国債は世界最大のネズミ講だ、と書いていますね」
田中氏「米国のQE3や日銀のアベノミクスは金融市場を金余り状態にして、相場をつり上げる政策です。これをやらないと、ドルが潰れてしまう、という話です」
田中氏「米中戦争はあり得ません。なぜなら、中国は米国債を持っているから。米国は、日本やフィリピンに軍事品を売ることには関心がありますが、戦争をする気もないし、戦争に巻き込まれたくない、と思っています」
岩上「金地金は、現物で世界的に需要増ですが、米金融界が先物で価格操作をしている、と言われています」
田中氏「買っても上がらない状態です。金地金がドルに勝つというのは、一種の信仰のような状態になっています」
田中氏「米国の銀行の金庫に、金は預けてはいけない、ということになっています。キャッシュを禁止するのと同じように、債券システムの中に取り込もうとしているのです。これは、日本でも起こるかもしれません。金地金については、先行きが分からない」
岩上「アメリカの実体経済はマイナス成長です。大学新卒者の83%が仕事に就けない状態です。長期的な電力需要がマイナスだから、というわけですね」
田中氏「昔の中国のような状態ですね。政府の統計が信用できないから、電力需要を見るしかない」
岩上「BRICsと非ドル化の動きについて」
田中氏「米国は、こうした動きをわざと軽視しますよね。上海協力機構に対しても同じ態度です。日本のメディアは米国発の情報を鵜呑みにしているので、BRICsの台頭や中露の接近なんて、あり得ないと思っています」
岩上「サウジアラビアがイエメンを侵攻しました。中東の専門家である臼杵陽先生によると、サウジはかなり場当たり的になっている、ということですが」
田中氏「イランと和解するんじゃないですか。しかし、イスラエルがそれに反対する」
田中氏「ネタニヤフはもう、右派との連携よりも、和平とやりたがっている中道派と組みたがっているのではないか。しかし、イスラエルはなかなか転換ができない。イエメンについては、なぜサウジはあんな戦争をするのか、と思っています」
岩上「イエメンについて、米国の動きがおかしい、と指摘されていますね。米国は、サウジの侵攻前にイエメンから撤退しています」
田中氏「サウジのあの戦争は、米国の撤退によって引き起こされました。そもそもあれは、国際法違反です」
田中氏「イエメンの停戦は、ロシアとイランが中心となるでしょう。ここにも、ロシアとイランによる多極化を見てとることができます」
岩上「サウジも従米国家ですが、米国は中東からは撤退するのでしょうか」
田中氏「イランからは撤退しましたが、中東からは撤退しない、と言っています。『撤退ではない』と米国は言い続けると思います」
岩上「最初の世界的な覇権国家はイギリスだ、と言われていますね」
田中氏「そうです。他方でロシアは、シベリア鉄道を使った、ランドパワーとしての帝国でした」
田中氏「ドイツに資本を提供したのは誰か、というのが重要です。ドイツとイギリスを拮抗させるわけですね。そして、問題を解決するための会議を設けて、イギリスが背後で調停者の位置に居座るわけですね」
田中氏「ドイツがすごいのは、戦争責任をすべて認めたうえで、EUに参加していることです。先日、メルケル首相が来日して、安倍総理に歴史認識についてアドバイスしましたが」
岩上「今後、中国を中心としたユーラシアに覇権が移る時、ユダヤ人は米国から中国に移るのでしょうか」
田中氏「上海に住むと目立つので、ユダヤ人が覇権掌握者として脱皮するのではないでしょうか。そこに住んでいなくても、掌握できる、というように」
田中氏「ユダヤ人は、もう一度隠然としたネットワークに戻るのかもしれませんね。新しい多極化の時代は、『ユダヤーチャイナ主義』と呼ばれるかもしれませんね。日本人も、対米従属をやめて、そこに入ればいいのに、と思います」
以上で「岩上安身による田中宇氏インタビュー」の実況を終了します。動画アーカイブは準備が整い次第、IWJのトップページにアップします。

読後の私信: やはり明治維新・開国以来この村は、自治独立国家に成り得なかったことと確信しました。 それ故、中・韓が何時までも小ばかにする基調である。

2015年4月3日金曜日

日本終了間近! これが日本の現状だ


4月1日、安倍総理は参院予算委員会で、

日本の人口について「1億人は維持していきたい」と答弁しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150401-00000051-jij-pol

あれれ?

今の日本人口は1億2千万ちょっとですけど、残りの2千万はどこ
へいっちゃったんですか?

まるで1億人まで減ることが当たり前のような口ぶりですが。

まあ確かに少子化で人口は減りつつあって、2014年に生まれた
赤ちゃんは100万1千人で過去最少だと、今年1月に厚生労働省
が発表してましたけどね。
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014123101001276.html

だから確実に日本人口が1億人を割り込むのも、そう遠くない未来
のように思います。

でも2千万人も減少するころまで安倍さんが首相を続けているはず
もなく、その意味で全く無責任な発言をしているとしか思えません。

それにやってることを見ると、少子化対策ではなく少子化推進政策
を実施してるようにしか見えないんですね。

例えば、長時間の無賃労働が横行しているのを放置して、国民から
時間、金、活力、雇用を奪っています。

さらに消費そのものに税金をかけ、消費を抑制させています。

また外国には援助して手厚いのに国民にはお金を掛けないんですね。

安倍総理の心の声が聞こえてきそうです。

「消費税10%にして暮らしを苦しくしてやったぞ! どうだ?
 この状況で出産できるかな?
 もっとも日本人口が1億を割るころには俺はいないがね」

このような政策の御蔭で日本国民は悲鳴を上げています。

昨年、児童虐待は初めて年間7万件を突破しました。
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/04/child-abuse_n_5646573.html

これは氷山の一角の可能性が有り、実際はこの数倍はいると言われ
ています。

そして極めつけは日本の自殺者、小泉内閣以降、毎年3万人の自殺
者が発生してるわけですが、そんな中で若者の自殺がついに先進
7カ国の中でトップになったことがわかりました。


前に猟奇事件の項目でも書きましたが、人は追い詰められると他人
に攻撃を加える場合と、自らの命を絶つ場合に分かれるのです。

つまり庶民の中でも、元々攻撃性が強く力のある者はイジメや虐待
や犯罪に走り、おとなしく弱い者は自殺するということです。

少子化で子どもの数が減っているのに、せっかく生まれた子供は
親から虐待を受け、しかし成長する過程で他者から危害を加えられ
たり、夢を失い自ら命を絶つのです。

こんな地獄が私たち身近で今現在も起きているんですね。

先日、3月29日に非常に嫌な事件が有りました。

群馬県太田市で64歳の男が、道路を横切るようにおよそ1メート
ルの高さに糸を張り、自転車で通りかかった8歳の女の子の首に
引っ掛けてけがをさせたのです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150331/k10010033411000.html

高齢者が子どもじみたイタズラをして、8歳の子供に怪我をさせ
たのです。

下手すると死んでいた可能性があります。

昔なら考えられないことですね。

このように今、日本人の民度は急速に低下しているようです。

それを物語るかのように薄気味悪いことも起きています。

先日の川崎市多摩川で上村君が首を切られて殺害された現場に、
被害者が殺害されるまで辿った場所を、自身のスマホで写真に収め
撮影し、あたかも殺人現場をツアーのように辿るというのです。

現場は順路のある観光地のようになっているんですね。
http://news.livedoor.com/article/detail/9887166/

そうかと思えば、、3月23日に千葉県船橋市では、県立高校の
30歳代の男性教諭が、生まれたばかりの子猫を学校の敷地に
生き埋めにしていたことがわかりました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150322-OYT1T50108.html

少なくとも4匹を生き埋めにしたそうで、それも生徒に穴を掘らせ
ていたようですね。

教師の命令とはいえ生徒はどんな気持ちで掘ってたんでしょうか?

病んでいる人たちが非常に増えているように思います。

また自分だけの世界に浸りきる人たちも発生しています。

下の長蛇の列、何だと思いますか?


歩道の壁に貼ってある「乃木坂46」だかのポスターの写真を
撮るために並んでるそうです。


驚きますね。

そして世はお花見シーズン真っ盛りです。

下は代々木公園の花見後の有様です。



観光地でもゴミ拾いをしてる人がある反面、散らかす人も後を絶た
ないのが現状です。

日本政府の各省庁が、各自治体の行政が、

・与えられた予算を使い切る事ばかりを考え、
・使い切ったから足りないと国民に要求し、
・予算を組むのにお金が足りなくて足りないから増税する、

こういうことを繰り返してるんですから、大衆もどんどん刹那的に
なっていくんでしょうね。

2015年4月1日水曜日

「それ」をやめるだけで肉体的・精神的・能力的に向上する

フライドチキン、フライドポテト、ハンバーガー、ピザ、ケーキ、ポテトチップス。ジャンクフードの多くは「高脂肪分」がたっぷりの食品なのだが、こうした食品は、実はドラッグ同様の依存性があることはあまり知られていない。

人類は飢餓の時代が長かったので、高脂肪分の食品に強く反応するようにできている。次にいつ食べられるのか分からないので、高脂肪分の食事は生き延びるために必要だった。

だから、高脂肪分の食品が「好き」になるようにセッティングされていると言ってもいい。高脂肪分の食品を食べると、人間は「強い快楽」を感じるのである。

飽食の時代となった現代では、この高脂肪分の食事を取り続けることができるようになった。そして、この高脂肪分の食事が命取りとなっている。

こうした高脂肪分の代表であるジャンクフードは、食べ続けると健康を害する食品であることはよく知られているが、それ以外にも「性格を変えてしまう」という事実もある。


ジャンクフードもまた脳に大きなダメージを与える


ドラッグは脳を破壊するが、ジャンクフードもまた脳を破壊していく。ドラッグは性格を悪い方向に変容させていくが、ジャンクフードもまた性格を悪い方向に変容させていく。

ドラッグが脳に大きなダメージを与えるのと同様に、ジャンクフードもまた脳に大きなダメージを与えていく。

人間の性格は「脳の働き」が作り出しているものだが、脳がダメージを受けるということは、性格が悪い方向に変容しても不思議ではないということでもある。

ジャンクフードを食べ続けると、認知症になりやすいという学説が発表されている。記憶を定着させるために必要なインスリンの供給が阻害される。そうすると、記憶障害になっていき、最終的に認知症に至る。

重要なのは、認知症にならなくても、インスリンの供給が阻害された時点で脳内環境が変わっているのだから、それによって性格も変わっていっても何ら不思議ではないということだ。

脳の働きが阻害されて性格が変わるのだから、ドラッグの依存者の性格が悪い方向に変わるのと同じように、ジャンクフードを食べ続けた人間も悪い方向に変わりやすい。

ジャンクフードを食べ続けると、落ち着きをなくしてひとつのことに集中できなくなるとも言われている。それは、高脂肪分が腸内環境を乱して正常ではなくなってしまうからだと言われている。

また、ジャンクフードが好きな中年男性は、鬱病になりやすいという研究結果も出ている。これはフィンランドの栄養学者が13年に渡り2000人の食生活を記録した調査で分かった。

ジャンクフードの蔓延と、鬱病患者の増加は、関連性がある可能性も高い。

積もり積もって最後には「脳の破壊」に結びつく


ジャンクフードを食べ過ぎると、糖尿病のみならず、心臓病で死ぬリスクも56%も高まると言われている。ジャンクフードを食べることによって、人間の身体の正常性が奪われる。

ジャンクフードを食べ続けてきた母親から生まれた子供は、アレルギー反応がでることも多いとも言われている。不妊もまたジャンクフードが影響していると言われている。

要するに、ジャンクフードは身体のあちこちに問題を引き起こす。そして、体内のあちこちにいくつものダメージが蓄積され、それが積もり積もって最後には「脳の破壊」に結びついていく。

人間にはそれぞれの体質や抵抗力が違うので、ジャンクフードを食べ続けると100%ダメージを受けるというわけではない。しかし、リスクを高めるというのは間違いない。

ジャンクフードを食べて即死するわけではない。それは「ただちに影響はない」が、いずれ悪影響を引き起こす。

それでもジャンクフードが止められないのは、まさにドラッグと同じ「依存症」がそこに生まれているからだ。

依存症というのは、ドラッグを見ても分かる通り、自分の意思に関係なく、精神的にも肉体的にもそれを求めてしまう状態になっていることを指す。

ふと、それが自分を破壊するものであることに気付いても、それは止められない。どうしても、それが欲しくなってたまらなくなる。脳が快楽を求めている。

その快楽への飢餓感を満たせば満たすほど、さらに状況は悪化する。そして、ますます記憶障害やイライラが募っていく。

記憶力を高めたいのでどうしたらいいのか、というのは現代人なら誰でも思うことだが、記憶術を試すとか、何かのサプリメントを飲むという前に、「ジャンクフードを一切断つ」という決断の方が長期的には優れているということが分かる。

もしジャンクフードをやめることさえできれば……


しかし、多くの人はそれが難しい。なぜなら、現代人は朝から晩までこのジャンクフードの誘惑にさらされており、それが「安い価格」で手に入るからである。

朝から晩まで、あらゆる種類のジャンクフードがテレビで宣伝されているのを私たちは無意識に見る。

もともと依存性が高い食品を、これでもか、これでもかと宣伝するわけだから、現代人が「ジャンクフードを食べたい」という欲望を抑えられないのは仕方がない。

社会も、そして企業も、誰も消費者の健康など考えていない。それを売って金を稼ぐことを考えている。それによって消費者の健康が害したとしても、それは単に「自己責任」という言葉で片付けられる。

つまり、依存性の高い食品を販売して、実際に私たちが依存症になったら「依存してしまったお前が悪い」ということなのである。

ジャンクフードは、ドラッグだ。食べ過ぎると、健康に問題が出るばかりか、最終的には脳もダメージを受けていく。自分が食べれば自分に問題が発生し、子供が食べれば子供に問題が発生する。

それが分かっていても、多くの人はジャンクフードがやめられない。それは「ドラッグ」だからだ。

しかし、逆に言えば、もしジャンクフードをやめることさえできれば、長期的に見て私たちは多くの問題を回避することが可能になるということだ。

さらに、ジャンクフードをやめられない多くの人よりも、肉体的にも、精神的にも、そして能力的にも、ひとつ「上」の人間になるというオマケまで付く。

何か特別なことをしなくても、ただ「やめる」だけで健康も体力も記憶力も手に入るのだから、これは検討に値すべきことではないだろうか。

ただし、「やめられれば」の話だが……。



ジャンクフードをやめることさえできれば、多くの問題を回避することが可能になり、やめられない人よりも、肉体的にも、精神的にも、能力的にも、ひとつ上の人間になる。「やめられれば」の話だが……。

2015年3月30日月曜日

日本の右傾化はアメリカの国益に沿うものです。

転載:

戦後生まれの日本人は子供の頃から、マスメディアが垂れ流すアメリカ文化によって右翼的な価値観を刷り込まれる洗脳を受けています。
反米的なリベラルな政治家は、資本家に寡占されたマスメディアのバッシングを受けて失脚します。左派政党は弱体化されて、自民党や民主党内の左派も駆逐されていきます。
アメリカは、日本と中国&朝鮮が対立すれば、オスプレイなどの多額の開発費がかかった失敗兵器をぼったくり価格で売りつけることができます。オスプレイは輸送機としてみると性能が低いですし、兵員輸送のヘリとしても遅すぎて、対空ミサイルのいい的です。まさに、「帯に短したすきに長し」です。無理に両方の特徴を一個の機体に盛り込むよりも、別々に輸送機とヘリをくみあわせて運用するのが合理的です。発想が、旧日本軍っぽくてプラグマティズムを信条としていた米軍らしからぬトンデモ兵器です。
また、ほとんどあたらないパトリオットやイージス艦などのミサイルミサイル防衛兵器を、北朝鮮のミサイルの脅威を煽って売りつけることができます。
もちろん、日本の周辺諸国との緊張を煽れば、米軍を日本に駐留させる口実になります。そうすれば、日本の実質的な占領を継続できます。
アメリカにとって潜在敵国はロシアや中国だけではありません。今でも、高い技術力と工業力をもつドイツや日本は安全保障上の脅威です。そのためアメリカはメルケルの携帯の盗聴を続けていました。もちろん、ユーロはドルにとって目の上のたんこぶで、あらゆる手段をつかって潰したいものです。
太平洋戦争のときの日本の工業力はアメリカの10分の1程度から20分の1程度で勝負になりませんでした。武器などの技術力の差はもっとあったでしょう。
日本の兵器は戦闘機や軍艦だけでなく、ありとあらゆる装備で劣悪でした。軍用機の性能は、FIと異なり、ほぼエンジンで決まりますが、日本の溶接技術ではまともなエンジンがつくれませんでした。空気の薄い高高度で酸素を供給する過給器の技術もありませんでした。まともなエンジンがつくれないために、軽量化が要求されて満足な機体がつくれませんでした。イギリスの戦闘機やドイツの戦闘機の機体設計が堅固で、マイナーチェンジで戦争の最後まで通用したのとは対照的です。
貧弱な機体に火力、航続距離、スピードを求めたために、弾数、防御力、ロール性能、急降下性能が犠牲になり、空戦では全く勝負になりませんでした。特に急降下性能が低いのは致命的でした。後ろをとられても急降下すれば逃げることができるので、あとは高度をとって一撃離脱を繰り返すだけで、ワンサイドゲームが可能でした。
軍艦はダメージコントールがおそまつで、数発の魚雷や爆弾で簡単に沈む有り様でした。電探がチープなため、人力頼みの大砲や対空火器の命中精度は低く、肝心の対潜能力などは軽視されていました。
工業力も技術もあったドイツと違い、日本は始めから勝てる可能性はゼロでした。ところが今現在では、技術や工業力に当時ほどの歴然とした差はありません。

アメリカは日本に国内で販売する数倍の価格で武器を売りつけていますが、その武器も型落ちして性能を落としたモンキーモデルです。日本が潜在的敵国である以上、ラプター-などの最新の兵器は絶対に提供しません。議会が承認しません。

アメリカは、日本がロシアに接近することは許しません。日本がロシアから原油やガスを安い価格で購入するのはアメリカの国益を損ねるからです。
今現在、日本のエネルギーは10分の1程度をロシアから輸入していますが、パイプラインを敷設してこの割合を増加させれば(パイプラインは安価なエネルギー供給を受けられる)、日本の中東への依存度が下がります。そうなると、米国が、イニシャティブを握る中東情勢(軍隊)や先物市場(投資銀行)によるエネルギー価格コントロール圏の外に日本が置かれることになります。それは、米国の日本に対する影響力が低下することを意味します。中東から日本のシーレーンを守ってやっているというのも、米国が日本にたかるみかじめ料の根拠のひとつです。

また、アメリカは、中国と日本の友好が進み、日本の輸出先が米国市場から中国の巨大市場にシフトするのも困ります。あくまで、日本経済は米国経済に依存している状態にしておきたいのです。
そして、中国と日本の関係が悪化して、日本の企業が中国市場でシェアを失っている隙に、米国企業の中国でのシェアを拡大させることがアメリカの国益になります。

日本が、外貨準備で金を増加させることが事実上できないのは、アメリカの圧力という陰謀論があります。
ニクソンショックのデフォルト後、ドルの担保は金ではなく、米国債(米国民に対する課税権)にかわっています。その米国債を買っているのが日本です。
円の担保は、円債とドル(米国債)です。日本とアメリカは一蓮托生状態に置かれています。
ドルが崩壊すれば円も道連れになります。それで、日本は終わりというわけではないですが、大きなダメージは避けられません。戦後、エコノミックアニマルと馬鹿にされながら、汗水流して蓄積してきた、国富のストックの多くが失われます。

人間というのは、利益を得ることよりも現状からの損失に過敏に反応するようにできています。文明化以前の狩猟採集の時代、利益を求めて冒険する傾向の強い遺伝子をもった人よりも、自分の利益に対する脅威に直感的に過敏な、保守的遺伝子をもった人間が、生き延びる可能性が高かったのです。
もっとも、そのような保守的な直感的感情的反応は、高度に社会化して複雑化した現代においては、必ずしも合理的な選択ができるメカニズムではありません。遺伝子による生物学的な進化は遅いものですが、言葉を使える人間のミーム(情報)による文明社会の進化のスピードは劇的なものがあります。その進化にとって保守的で利己的な遺伝子は時に障害になります。
恐怖に過敏な原始的な脳の扁桃体の感情反応は、理性(前頭葉)である程度コントロールすることができます。
扁桃体が優位なのがいわゆる右翼(保守)で、理性が優位なのがリベラル(革新)です。
右翼は、自分の既得権益を損なおうとする敵を察知すると、扁桃体の反応で、過剰な防衛姿勢をとります。自分の考えと違う意見には非常に感情な反応を示します。
右翼は、自分(および自分の利益にかかわる血縁や地縁、民族、宗派)の利益を保守しようとする傾向が強いので、利他的な富の再配分には反対です。
そのため、格差是正のために累進課税を主張するピケティのブームに、リベラルよりもむしろ右翼が過剰に反応をしていました。
右翼は、リベラルよりも権威に弱い性向があります。
ピケティが権威化したことで、その主張内容と自分の価値観の齟齬をきたした右翼は認知的不協和に陥りました。それを、解消するために、ピケティのあらを必死になって探していたようです。
一般の国民は、隣国とはいえ、小国の韓国などには、スポーツや芸能関係以外は、あまり関心がないものですが、右翼は韓国を無意識に自らの権利を害する脅威と感じているために過剰な感情反応をしています。そして、その脅威を払拭しようとして韓国の弱点をあら捜します。そのため、異常に韓国について詳しかったりします。

今回のAIIBの問題も、右翼はやはり過剰反応をしています。
それが脅威ではないことを示すために、AIIBは問題だらけでたいしたことがない、しょせん「すっぱい葡萄」だ、いまさら参加しても中国のいいように利用されるだけだと決めつけることで、認知的不協和を解消しようとしています。
もっとも、右翼のいうように、AIIBが問題だらけで参加するメリットがないのなら、ここまで多くの国(世界の主要国のほとんど)が参加するわけがありません。スタートアップですから、もちろん問題点は多いでしょう。中国の国益のためにつくられたのも事実でしょう。米国ににらまれることにもなります。それでもそのコストを差し引いても将来的、潜在的なリターンが期待できるから、とりあえず乗り遅れずに参加をしておこうとしているのだと思います。
新興国や発展途上国、人口増加や都市化により、今後、数年で、何百兆ドルのインフラ投資需要があります。
先進国では、高齢化や都市化の完了によって経済が成熟して利潤を生むようなめぼしい投資先もなくなり、金利もマイナスになっている状態です。そのため、積極的に新興国に投資することは、新興国だけでなく先進国にとっても利益になります。
既存の日本主導のアジア開発銀行(ADB)は、アメリカや日本にとって都合がよく融資を受ける側に不利益なワシントンコンセンサスという厳しい融資条件がありますし、コーポレートガバナンスを偏重しすぎることで、決定まで時間がかかって機をみた迅速な融資ができません。
何より需要を満たすだけのサイズが全然ありません。スケールメリットがないのでAIIBよりも利子が高くなります。そのため、発展途上国や新興国のADBからAIIBへの乗り換えが加速することが予想されます。
カナダ紙『グローブ・アンド・メール』は、「米国は不快に思うかもしれないが、中国の多国籍銀行には我々が支持する価値がある。インドネシアの港湾、もしくはインドの2都市間を結ぶ道路を利用したことのある人ならば、何がアジアの当面の急務であるかを理解しているはずだ。それならば、なぜ中国のAIIBに大げさに驚く必要があるのだろうか?AIIBは資金を調達し、数十億人に利益をもたらす機関だ」と伝えています。

中国は既存の巨額のドルの外貨準備に加えて、これからも対米貿易黒字によるドルのキャッシュフローの流入が続きます。
そのドルをいままではほとんど米国債に交換していたのですが、これからは、AIIBをつかって積極的に発展途上国に投資していくことになるでしょう。国債のファイナンスの半分を海外に頼る米国は、将来的にはQE4なしには金利上昇を食い止められなくなると思われます。
中国は、購買力平価に基づく国内総生産(GDP)だけでなく、貿易規模ではすでにアメリカを抜いて世界トップです。決済通貨として、ドルよりも人民元の重要性が増しています。
AIIBによる中国版マーシャル・プランにより、人民元の国際化が今後さらに加速し、その結果、ドルの基軸通貨プレミアは劇的にうしなわれると思います。

アジアインフラ投資銀行、加盟国一覧
AIIB参加国一覧 オーストラリア/トルコ/韓国/ロシア/オランダ/ブラジル/グルジア/デンマークも参加

*出資比率だけでなく、加盟の時期も、理事会での発言権などの点で重要になってくると思います。

○参加表明国 

2014年10月24日参加表明
中国人民共和国、バングラデシュ、ブルネイ、カンボジア、インド、カザフスタン、クウェート、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、オマーン、パキスタン、フィリピン、カタール、シンガポール、スリランカ、タイ、ウズベキスタン、ベトナム

2014年11月25日参加表明
インドネシア

2014年11月28日参加表明
モルディブ
サウジアラビア
タジキスタン
ニュージーランド

2015年2月9日
ヨルダン

2015年3月12日
イギリス

2015年3月17日
ドイツ、フランス、イタリア

2015年3月18日
ルクセンブルク

2015年3月20日
スイス

2015年3月24日
オーストリア

2015年3月26日
トルコ
韓国

2015年3月28日
ロシア
オランダ
ブラジル
グルジア
デンマーク
台湾!

2015年3月29日
オーストラリア


参加濃厚 カナダ、イラン、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、南アフリカ

検討中 イスラエル、メキシコ、アルゼンチン

参加に消極的 日本、アメリカ


G7 
イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの4カ国が参加を表明、カナダが参加濃厚、日本とアメリカが不参加濃厚

BRICS 
ブラジル、ロシア、インド、中国が参加を表明。南アフリカも参加濃厚

ASEAN
タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、べトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10カ国全部が参加を表明。中国と国境問題をかかえるベトナム、フィリピン、歴史的に米国に近い立場にあったインドネシアも参加を表明。

OPEC
サウジアラビア、クウェート、カタールといった米国の同盟国である湾岸諸国とインドネシアが参加を表明。中国から巨額の融資を受けているベネズエラも参加濃厚

アングロサクソン諸国
イギリス、ニュージーランド、オーストラリアが参加を表明。カナダの参加が濃厚。米国は参加に消極的。

G20
中国、ロシア、ブラジル、インド、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、韓国、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、オーストラリアの13カ国が参加を表明。
カナダ、南アフリカの2カ国が参加濃厚、メキシコ、アルゼンチンの2カ国が検討中。日本とアメリカの2カ国が参加に消極的、EUは不明。

EU
英国、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、デンマーク、ルクセンブルク、オーストリア、アイルランドの主要11カ国が参加表明
スペイン、ギリシャ、ポルトガルの参加が濃厚
ベルギー、フィンランド、スウェーデンの中核国も参加を検討中
残りのクロアチア キプロス、ラトビア、リトアニア、ハンガリー、マルタ、ポーランド、ルーマニア、スロベニア、スロバキア、ブルガリア、チェコ、エストニアあたりの新興国&発展途上国が参加すれば、アジアインフラ投資銀行の名称変更も。

アジア以外にも中国は、東欧、アフリカ、中南米への投資を近年、急増させています。
将来的にはアジアインフラ投資銀行は、先発のBRICS開発銀行、IMFの代替とされるシルクロード基金などと一体化する可能性もあります。
今現在おこなわれている、「ボアオ・アジアフォーラム」が開催されています。
これはユダヤ資本家と西側諸国主導のダボス会議に対抗する中国主導の会議です。
このフォーラムで習近平は、「一帯一路」と呼ぶ、陸と海の2つのシルクロード経済圏を構築し、アジアと欧州をつないだユーラシア圏の経済発展を目指す構想を紹介しています。
習近平は、AIIBについては、設立準備は順調で、一帯一路構想には、既に60以上の国・国際組織が前向きな姿勢を示していると発言しています。

AIIBについては、3月31日の期限までに駆け込み加入がまだまだあると思います。
日本にとって最悪のシナリオはアメリカが抜け駆けで、参加を表明することです。
そうなれば、日本はハシゴを外されて孤立しています。
中国(蒋介石)に外交的に敗北して、国際連盟を脱退し、ABCD包囲網で世界中を敵にまわして、国際的に孤立していった苦い過去の歴史を繰り返すことになっています。
右翼は、軽々しく大上段に愛国、国益、売国奴と口にしますが、やっていることは、結局、個人の感情的な怒りや恐怖の解消です。それは、とどのつまり、日本の国益を損ねていることになっています。
中国に対する感情的な好き嫌いを脇において、客観的に中国の実力を認め、自国の力を過信せず、凋落が明白な米国と中国のどっちに接近するのが、安全保障や経済面で国益に沿うか考えるべきでしょう。
プライドとか感情論といったバイアスによる判断で国を滅ぼしてはいけません。
イギリスや韓国を打算的と揶揄するのは、戦前の軍国主義の精神論と同レベルで合理的ではありません。

2015年3月25日水曜日

肉・卵・牛乳は危険?がんの原因?1日2千カロリー&30品目摂食が病気を生む(Business Journal)

肉・卵・牛乳は危険?がんの原因?1日2千カロリー&30品目摂食が病気を生む
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150324-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 3月24日(火)6時1分配信

 1日の必要摂取カロリーは成人で1800~2200キロカロリー、1日30品目を食べるべきなどといわれておりますが、それは病気を生む食事です。
 戦後、西洋の栄養学が広まり、「日本人は栄養が足りないから西洋人に比べて体が小さい」などと喧伝され、欧米の食文化が定着しましたが、その結果、がん、心臓病、糖尿病、脳梗塞、高脂血症などの生活習慣病が急増しました。
 例えば、現在日本人の死因はがん、心疾患、脳血管疾患ですが、特にがんと心疾患については、1950年以前に主要な死因となったことはありませんでした。逆に老衰で亡くなる割合が激減しています(厚生労働省統計より)。明らかに戦後の食生活の変化によって日本人の体に変化が起きています。また、子どもにアレルギーや喘息などが増加しているのも、食事の影響が大きいと考えられます。高脂肪、高たんぱく、高カロリーの食生活を改めれば、生活習慣病を避けられるはずです。
 いまや肉、卵、牛乳は日本の食文化にすっかり溶け込んでいますが、これらのたんぱく質が最も病気を生んでいるといえます。動物性たんぱく質は腸内で有害な毒素を発生させ、血液を汚します。血液の汚れは細胞の働きを鈍化させ、時には炎症を引き起こします。この炎症を「細胞のがん化」といいます。また、動物性たんぱく質を消化するために胃や腸は多大なエネルギーを使います。そのため、多量に肉を食べた場合などは、体のほかの部分にエネルギーが回らず、睡眠をとっても疲労が回復しにくくなるのです。
 さらに、腸内の環境が悪化すると、免疫力が低下します。腸内細菌の働きが免疫に直結することが知られており、昨今は腸内細菌のエサとなる乳酸菌の研究が盛んになっています。肉などの動物性たんぱく質を摂取すると悪玉菌が増殖するので、ひいては免疫力の低下につながるのです。
 免疫力が低下すれば、風邪をひきやすくなり、花粉症などのアレルギー反応も過剰になります。ほかにもさまざまな病気にかかりやすくなるだけでなく、自己治癒力も低下します。
●動物性たんぱく質は不要?
 次に、動物性たんぱく質について語られるメリットについて考えてみます。たんぱく質が体をつくるという見解がありますが、これは動物性たんぱく質である必要はありません。そもそも、動物性のたんぱく質を摂取しても、それが人間の体に取り込まれて細胞になるというデータはありません。むしろ、異質な動物のたんぱく質はうまく消化できない可能性が高いのです。
 例えば、牛乳を飲んでも栄養素はほとんど人間の体に取り込まれないことがわかっています。主要な栄養素であるカルシウムも骨をつくるために役立たないどころか、牛乳に含まれるリンが骨からカルシウムを奪う可能性まで指摘されています。つまり、牛乳を飲めば飲むほどカルシウム不足になる危険があるのです。
 筆者は菜食主義ではなく、動物性たんぱく質を一切排除するように勧めるつもりもありません。しかし、現在の牛、豚、鶏をはじめとする家畜のほとんどは、成長ホルモンや抗生物質が含まれた化学飼料で育てられています。これらを与えられていない動物は極めて少数です。そのような状況から提供されている肉、牛乳、卵を摂取することは極力避けるべきだと考えているのです。
 化学飼料を使わずに育てられた家畜の肉、牛乳、卵を、たまに少量楽しむ程度にとどめ、米や味噌を中心とした食生活を送ることが、健康で長生きをするために重要なのではないでしょうか。


豊田美里/管理栄養士、フードコーディネーター